Asus Zenfone 発表

ASUS ZenFone 5 & 5Z 発表 in MWC: ちょっとまとめてみる

本日のデイリーNewsのピックアップはZenFone 5 & 5Z について簡単に紹介したい。つい先日閉幕したスマホの世界的見本市であるモバイル・ワールド・コングレスでASUSが発表したZenFone5シリーズ。

日本ではZenFone3が2年程前に発売されて以来、ZenFoneは格安スマホとしてかなり人気のあるシリーズだと感じている。ZenFone5と5Zもちょっとおもしろい端末なので、私は注目しております。ちなみに、この5の前機種にあたるZenFone4は現在販売されているけれど、私はあまりおすすめしておりません (ZenFone4 発表: 人気機種 ZenFone3の後継機は“暗雲漂う?“)。

アイキャッチはASUS Globalよりスクリーンキャプチャ:https://www.asus.com/

 

 

5と5Zのデザインは全く同じ!! では違いは!?

ASUSの公式動画

 

5Zはフラッグシップ機という位置づけ。5はミッドレンジ・スマホ。ではあるけれど、デザインは全く同じという、今までこういったビジネス戦略を取ってきたスマホ・メーカーはないと思う。これが成功するかどうかは別として、個人的に面白い戦略をとったな〜っと感じております。

基本的に、フラッグシップ機というのはそのメーカーの顔であり特別扱いされる存在で、現在のアップルならiPhone X、サムスンならS9 又は Note8、ソニーならXZ2、LGならV30+で、全てに共通するのはフラッグシップ機は特別で、デザイン性や処理能力、カメラの性能、ディスプレイの性能、ベゼルレスの度合いなどミッドレンジとは明らかな差を設けているという点。

それをZenFone5と5ZはCPU、RAM、ROM(ストレージ容量)以外はデザインやカメラの性能、スピーカーなど全て同じという、今まででは考えられない戦略を取ってきたのが“新しい感じ”がしておもしろい。

5と5Zのスペックの違い(私の調べた限り)

5 5Z
CPU スナップドラゴン636 スナップドラゴン845
RAM 最大6 GB 最大8 GB
ROM(ストレージ容量) 64GB 最大256 GB

参照:https://www.asus.com/Phone/ZenFone-5-ZE620KL/Tech-Specs/

RAMやストレージ容量が「最大」となっているのはZenFone5でもRAMが4GB版や5Zでも6GB版、ストレージ容量が128GB版などがあるということなのでしょう。

基本的には5と5Zは処理能力以外はデザイン・カメラスペック・ディスプレイ性能・オーディオ性能などなど全て同じということ。つまるところ、5というミッドレンジ・スマホはフラッグシップ級の扱いであるということをASUSは意味しているのだと思う。

デザイン性

ASUS Globalサイトよりスクリーンキャプチャ:https://www.asus.com/Phone/ZenFone-5-ZE620KL/gallery/

“オリジナリティ”(笑)

まあ、お察しのとおり、このデザインを見て「あ、似てる」と感じている人は99.99%“iPhone X”を思い浮かべるでしょう。正直なところ「こういうことはよくある」とだけ言っておきましょう。

HuaweiやASUS、HTCなどなど過去にアップルのデザインを“参考”にしたとしか考えられない製品を世に送り出しているので、この辺は目をつむりましょう。何度もこのブログで書いているように、「デザイン性よりも中身」に注目していきましょう。

完成度は高い

たしかに、デザイン・コンセプトは“あれ”ではあるけれど、さすがパソコン・メーカーの老舗ともいえるASUSだけあってハードの作りや完成度は高い

背面のZenシリーズ特有の光の反射を利用したキレイなデザイン。背面の指紋認証も“正しい位置”に配置しているので好印象。旧来の5.5インチのスマホ・サイズに6.2インチのディスプレイを搭載する程ベゼルレス化を実現、ASUS曰くスクリーン対ボディ比はなんと90%にまで及ぶ (しかしながらこの90%の数字は怪しいと思っている:次のディスプレイ&ベゼルレス化のところで詳しく書いております)。

確かに、iPhone Xのアンドロイド版というデザイン性には賛否あるだろうけれど、ASUSだけあってしっかり作り込んでいるのは確かなよう。

ディスプレイ & ベゼルレス化

フルHD+ IPS LCD液晶パネル & 19:9のアスペクト比

2017年から有機ELパネルがフラッグシップ機に搭載されるのが主流になってきたけれど、ASUSはZenFone5、5ZにはIPS LCDパネルを採用。解像度は6.2インチの大型ディスプレイにフルHD+(2246 x 1080)という解像度。人によっては物足りないと感じるかもしれないけれど、個人的にはスマホの画面サイズであればフルHD+で十分と思っている。

有機ELパネルでないにも関わらず意外にもこのLCDパネルの評判は良く「シャープでヴィヴィッド(鮮明)」と十分に美しい映像を映し出しているので私はあまりLCDか有機ELパネルということに異常な拘(こだわ)りはない。

アスペクト比(縦と横の比率)は19:9と主流になりつつある18:9とは若干違う。確証はないのだけれど、ノッチ部分(画面上部のくり抜き部分)を考慮しなければ、18:9になる“らしい”ので、一応、トレンドには追随しているということでしょう。

よく、マニア層では、LCDパネルか有機ELパネルかで論争がある。個人的には確かに有機ELパネルの方が「黒の描写や発色、暗闇で見たときの鮮明さ」などで総合的にはLCDよりも美しいとは思うものの、だからといってそこまでディスプレイに拘りがある訳ではない。とくに、スマホ・サイズであれば、“ある程度キレイであれば”そこまで重要視していない。具体的にいうと“解像度がフルHD以上”ならば、私は十分と思っている。

もちろん、今後、自分の意見が変わるのかもしれないけれど、現状ではLCDでも有機ELパネルでも「そこまで気にはしていない」。しかしながら、多くのマニア層は有機ELパネル派が多いので、彼らの意見が正しいのだろうとは思っております。

90%のスクリーン対ボディ比 は怪しい数字

90%という数字は凄い!!正直なところ、今まで聞いたことがない程。ただし、この数字はどこまで信用したら良いのかがわからない。なぜかというと、スペック表などで有名なサイトであるGSMArenaでは83.6%PhoneArenaでは83.69%という結果なので、ASUSと第三者のサイトのどちらが正しいのかはわからない。私は正直なところASUSの90%は胡散臭く感じており、GSMArenaやPhoneArenaの結果の方が正しいのではと感じております。

なぜそう思うのかという理由はiPhone Xはへスクリーン対ボディ比はGSMArenaで82.9% (PhoneArena:82.35%)、ギャラクシーS9+でもGSMArenaで84.2% (PhoneArena:83.68%)という数字なので、ZenFone5の90%という数字はスクリーンとボディを見た限りではなぜか納得がいかない。

カメラ:デュアルレンズ (標準 + 超広角)

メイン(標準):1200万画素 F1.8 光学式(OIS)&電子式(EIS)手ぶれ補正搭載

ソニーのIMX363イメージ・センサーを搭載とのこと。ちなみに、私はこのIMX363が何を意味するのかわかっておりませんが、一応、フラッグシップ機用のイメージセンサーならしいです。

サンプル動画などがまだ少ないので現時点では評価はしませんが、F1.8というのは“明るいレンズ”であるし、OISやEISも搭載しているので好印象ではある。

AIによるシーン識別機能があるらしく、16ものシーンを識別できるそう。これは2017年にHuawei Mate10 Proから始まったトレンドでしょう。ただ、Huaweiと違う点は、Z5にAIは搭載されていない点。ASUSはAIと謳っているけれど、Z5にはMate10 ProのようにAI機能、いわゆる学習機能(Deep Learning)のあるNPUというモノはない。にも関わらずAIと謳っているのはミスリードではないかという意見もある。

参照:Hands-on: Asus ZenFone 5Z is powered by the Snapdragon 845, priced below $500

サブ(超広角):800万画素 120°の広角レンズ

これは前機種のZenFone4から続く超広角レンズの採用。ASUSは今後はこの超広角レンズに舵をきるのでしょう。そして、これは正しい選択と個人的に思っている。何度もこのブログで書いているけれど、アップルやサムスンが採用している「メイン+望遠」よりも、この「メイン+超広角」の方がずっと実用性が高い

このサブの超広角レンズがどこまでの性能なのかはまだわからないけれど、デュアルレンズの方向性として超広角レンズを採用したのは嬉しいニュース。

オーディオ:すでに評判が良い

ASUS Globalサイトよりスクリーンキャプチャ:https://www.asus.com/Phone/ZenFone-5-ZE620KL/

デュアル・スピーカーと搭載し、受話口と底面のスピーカーから音を発している。これは、昨年くらいからよくある構成だと思う。スピーカーで抜群に評判が高いHTC U11もこの構成。

受話口の方が高音を、底面のスピーカーが低音の音を鳴らすそう。私はあまりオーディオに詳しい人間ではないので、オーディオを重視する方は色々お調べください。

3300mAhのバッテリー容量

6.2インチの大画面を考慮すれば若干物足りないと感じるけれど、決して少ない訳ではないので、一応「大丈夫だろう」と安易な予想をしております。

イヤホン・ジャックは健在

これは私にとっても、多くの人にとっても重要な点。「無いよりかは有った方が良い」という私の持論ではあるけれど、イヤホン・ジャックがあるのは素晴らしい。

顔認証ロック解除

今年のスマホにとっては顔認証によるロック解除は基本的な機能の一部になっていると思われる。私は「無いよりかは有った方が良い」と思う機能なので、またもや好印象。

Zen UI: オレオ 8.0

まず、Zen UIは私は好きではない。なぜなら、色々とごちゃごちゃした設定が多すぎで、ASUSは便利だろうと良かれと思って工夫してくれてはいるのだろうけれど、シンプルなアンドロイドOSが好きな人にはむいていないのがZen UI。

ASUSはようやくそれに気付いたらしく、今までにないほど“クリーン”にしたようで、プリインストールされたアプリもかなり少なくなったのは非常に評価できる。

OSのアップデートはオレオ8.0とアップデート自体は早い。これは好印象。

価格 & 発売日

5Zは$499USドル あたりか?

ASUS曰く$499ほどで5Zを発売しようとしている模様。これは、「コスパ良し」といえる。もし、単純計算で発売価格が5万円だとしたら、スナップドラゴン845 & 6〜8GB RAMであるならば、十分に勝負できる価格であると感じる。

5については、情報はわかっておりませんが、5ZがUS$499ということはそれよりかは100ドル近くは下がるでしょう。

6月に発売予定 (日本ではまだ未定)

ASUS曰く、6月に販売開始する予定なのだそう。ただし、これは日本での発売日ではないので、日本で公式販売されるのはいつになるかまではわからないけれど、ASUSは過去に日本市場にZenFoneシリーズをどしどし投入していることを考えれば、日本でも間違いなく導入してくるでしょう。

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