Apple iPhone 発表

iPhone X 発表: これぞフルモデルチェンジ!!

今回はiPhone Xについての第一印象を。8と8 Plusについてはこちらを→ 「iPhone 8 & 8Plus 発表: つまらない外観、凄まじい中身」 Xは久しぶりに注目せずにはいられないiPhone。いろいろと話題性も高いので消費者にどう受け入れられるのかが気になるところ。

 

 

アップル公式サイトよりスクリーンショット(上記及びアイキャッチの画像): https://www.apple.com/jp/shop/buy-iphone/iphone-x#00

単刀直入な感想

デザインはリーク通りで驚きはないけれど、ベゼルレス・デザインはやはり目立つ。どこまで耐衝撃性に優れているかはわからないけれど、印象はかなり良い。液晶パネルも有機ELパネル(OLED)を採用し、LCDから脱却。iPhone史上、最高のディスプレイといえる。そして、何よりもすごいのはA11 Bionicというバケモノ級のチップセット。スマホにここまでの処理能力は必要なのかと感じるけれど、ないよりかはあった方が良いという考えなのでしょう。大方の予想通り指紋認証廃止され、その代わりにFace ID (顔認証)システムを採用しているけれど、どこまで速く認証されるのかが気になるところ。そして何よりも、値段が。。。64GBモデルが11万2800円(税別)、256GBモデルが12万9800円(税別)。とんでもない。それではこの話題が盛りだくさんのXの第一印象とでもいきましょう。

主なスペック表

画面サイズ 5.8インチ OLED (2436 x 1125)  フルHD以上 458 ppi
SoC A11 Bionic
RAM(メモリ) 3 GB
容量 64 GB 又は 256 GB
カメラ 背面: 標準レンズ 1200万画素 F1.8 光学式手ぶれ補正OIS

望遠レンズ 1200万画素 F2.4 光学式手ぶれ補正OIS

インカメラ: 700万画素 F2.2

バッテリー 現時点では容量不明

参照元: https://www.apple.com/jp/iphone-x/specs/

良い点

A11 Bionic の処理能力は規格外

これはiPhone 8、8Plusのときに書いた時のほぼコピペなのですでに読んだ方は次のOLEDディスプレイについての点へお飛び下さい。

Geekbench 4 Dataのスコア

 


上の画像はチップセットの性能を測るアプリで有名なGeekbench 4 Data (ギークベンチ・フォー・データ)を使用しての処理能力比較。

Geekbenchシングル・コアマルチ・コアチップセット名RAM
iPhone X41029613A11 Bionic3GB
ギャラクシーS8+20216387スナップドラゴン 8354GB


そのスナップドラゴン835よりもなんと、
約1.5倍も優れた処理能力をもつのがこのA11。尋常じゃない数字かつスナップドラゴン835なんてお相手にもならないレベル。正直ここまで差がつくとは思わなかった。スナップドラゴンを製造しているQualcomm(クアルコム)はかなり焦っているんじゃないかと想像してしまう。
さて、このA11 Bionic (以下A11)の数字がどこまで異常な程すごいのか、見てまいりましょう。まず、スナップドラゴン835は今年のアンドロイド・フラッグシップ機のほぼすべてに搭載されているチップセット。つまり現在販売されているアンドロイド・スマホではこれ以上に優秀なチップセットは現段階では存在しないと思って頂いて構わない。そしてこの835でさへ、処理能力は十分すぎるほどパワフルといえる。

何度もいうけれど、スナップドラゴン835でも十分すぎるくらい高性能なチップセット。それを余裕で上回るA11はパソコンのCPUとでも競争しているのか?と疑問に思う程。ちなみにGeekbenchのデータを調べてみると、マルチ・コアのスコアが1万点前後のパソコンCPUは第三・第四世代のIntel Core i5 シリーズ。しかもデスクトップ用。あまりにも凄すぎて笑ってしまうくらい。

有機ELパネル(OLED) & ついにベゼルレス・デザインへ

アップル公式サイトよりスクリーンショット: https://www.apple.com/jp/shop/buy-iphone/iphone-x#00

OLEDを採用したのは本当に重要と思える。5.8インチのスマホ画面であれば、LCDでフルHDの解像度があれば十分ではあるけれど、さすがにXの価格や、最高クラスのディスプレイが求められるスマホのフラッグシップ機の世界ではOLED以外ありえない。むしろ、今までLCDで通してきたiPhoneはボッタクリ。とまでは言わないけれど、「もうちょっと良いディスプレイにしろよ」と語気が荒くなるのは仕方がない。

5.8インチOLEDディスプレイで解像度が2436 x 1125フルHD以上、QHD(2K)未満という変な解像度。(アップルは変な解像度の組み合わせが多いので気にしない)一応“スーパー Retina ディスプレイ”と呼ばれるらしいけれど、名称はあまり興味ありません。ただ、5.8インチでフルHD以上は十二分に高画質でキレイではあるし、バッテリーの持続時間にも好影響と思われる。

2017年はベゼルレス元年とこのブログで何度も書いているけれど、ようやくiPhoneもベゼルレスに。なぜようやくと言ったのかは、iPhoneシリーズはベゼルが極太で、アンドロイド勢が何年もかけて少しずつベゼルを小さくしていった経緯があるけれど、iPhoneは一切変更する気もなかったように感じる。実際、8や8Plusは未だにベゼルが太いし。それがようやくXはベゼルレスに。しかもXのベゼルレス・デザインはサムスンやLGの上をいく狭さ。この辺はさすがアップルと感じる。

気になるのはどれくらいの耐衝撃性があるか。さすがに11〜13万以上もするスマホを裸で持ち歩く人間はそうそういないと思うし、カバーをつける人がほとんどと思うけれど、X自体の耐衝撃性はいかほどなのかは気になる。

Dolby Vision (ドルビー ビジョン)™ & HDR10 に対応。これはLG G6について書いたときにも書いたけれど、この2つはどちらもHDR(ハイ ダイナミック レンジ)の映像技術で、下の動画はLG G6のときにも参考に載せたYouTube動画(毎度英語です。)。これを見てもらえればわかるけれど、ビデオ・コンテンツを見る際により鮮やかでコントラストの利いた美しい画面で見れる。今後はネットフリックスやアマゾンプライムでもこのHDR動画が続々対応していくので、スマホで動画鑑賞が好きな人にはおすすめなのでしょう。iPhone XはG6よりもディスプレイが美しいので、これよりもキレイなハズ。私はスマホであまり動画をたくさん見る人間ではないのであまり役立たないかもしれないけれど、先にも述べたように、“無いより有ったほうがいい”

 

デュアル・光学式手ぶれ補正 & 4K60FPS & フルHD240FPSスローモーション撮影

4K60FPSフルHD240FPSスローモーション撮影に関しては前回の8、8Plusのときにも書いたけれど、Xは更にデュアル・光学式手ぶれ補正(以下: OIS)が追加され、カメラレンズ2つともOISが効いている。

このデュアルOISがどれほどの効果をもたらすのかはまだわからないけれど、写真や動画の手ぶれ補正をかなり軽減してくれると予想。なぜかというと、iPhone 7の時点で手ぶれ補正は非常に優秀で、私感ではあるけれど、iPhone 7の動画の手ぶれ補正は昨年のフラッグシップ・スマホの中ではもっとも良かったと思っている。なので、デュアルOISがどういった結果をもたらすのかは非常に気になる。

以下、4K60FPSとフルHD240FPSスローモーション撮影に関しては前回の8、8Plusのときに書いた時のコピペです。

4K30FPSが2017年のスマホでは正直限界だろうと思っていたけれど、今年のiPhone 8、8Plusはすごいですな。容量さへ問題なければ、4Kで動画を撮りまくっても良いと思う。ただ、4K撮影時の手ブレ補正はどこまで効くのかはまだわからないけれど。

スローモーションをフルHD・240FPSで撮影が可能になるとは予想外のカメラ性能。HD(720P)で240FPSは他社のアンドロイド・フラッグシップ機でも撮影可能であったけれど、iPhone 8はその上をいくフルHD。これには期待値はあがる。スポーツ・シーンで役立つだろう。

その他、良い点

防水(IP67)ワイヤレス充電急速充電に対応。ポートレート写真のソフトウェア加工 (個人的にあまり興味はない)。インカメラの向上など、いろいろと向上した点はあるけれど、防水とワイヤレス充電、急速充電以外は、それほど大したことはないと思う。

ワイヤレス充電は、のQi規格にも対応しているので、他社製のワイヤレス充電器でも充電は可能。

Face ID (顔認証)システムがすごいというのはわかったけれど、どこまで高速で反応するのかが非常に気になる。

 

 

 

残念な点

永遠に帰ってこないイヤホン・ジャック

まあ、これは7からの負の遺産ということで。世の中には、イヤホン・ジャックが必要な人は大勢いるので文句が出るのは仕方がない。ワイヤレス派、イヤホン・ジャック派、そして、スピーカー派と色々なユーザーがいるのも事実。現状はイヤホン・ジャック派が多数派と思われる。

急速充電対応の充電器は別途購入

iPhone8のときのほぼコピペです。Xは急速充電対応ではあるけれど、それを可能にするには専用の充電器とケーブルを買えとは。これは舐めてる。iPhoneはただでさへ高い値段で販売しているくせに、付属の充電器では急速充電できないとか意味不明もいいとこ。iPhoneファンはこんなこと許していいのかと聞きたい。アンドロイド・スマホなんて3万円切るスマホでも付属の充電器で急速充電できるのに。

値段はアップル価格

これも前回からのコピペ。iPhoneが高いのは周知の事実。Xの値段は64GBモデルが11万2800円(税別)、256GBモデルが12万9800円(税別)。ただ、日本はソニーXperiaのフラッグシップ機にしろ、ギャラクシーS8にしろ、なぜかスマホの値段がべらぼうに高いので何ともいえないけれど、海外ではギャラクシーS8やLGの端末は日本での販売価格よりももっと安く買える。そういう海外目線で考えるとiPhone Xの価格は高いと感ぜずにはいられない値段。

日本ではiPhoneは依然人気で、周りにiPhoneユーザーが多いとより便利な環境になる場面も確かに多い。けれど、このブログで紹介した通り、4万〜6万円出せば十分に優秀なアンドロイドのフラッグシップ機が買える。iPhoneのためならいくらでも払うといいアップル信者やお金持ちならともかく、本当にXが必要かどうかは熟考してから購入に踏み切るべき。

まとめ

怪物 A11 Bionicのチップセットに、有機ELパネルのディスプレイ(OLED)、極限まで狭めたベゼルレス・デザインデュアル・光学式手ぶれ補正搭載のデュアル・カメラ、4K60FPS撮影フルHD240FPSスローモーション撮影Face ID。まあ、Xはすごいですな。この他に必要かそうでないかもわからない新機能がいろいろあるけれど、すべてのパフォーマンスで不満に思うことはないと思われる。特にA11の性能はスナップドラゴンが来年でも追いつけないような気がする。それくらい凄まじい処理能力。

ただ、とにかく金がかかる。兎にも角にも、このXを買うには金次第。64GBモデルが11万2800円(税別)、256GBモデルが12万9800円(税別)。ファンなら買うだろうし、金持ちはどんな価格でも買えるだろう。問題は、あなたがこの値段を払ってもいいかどうかと思う。Xに関しては発売後しばらくは様子をみたほうがいいと思う。

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