OnePlus 発表

OnePlus 6T 発表:公式価格$549 (約6.2万円)とコストパフォーマンスは良好、しかしイヤホンジャック廃止により批判も浴びている・・・

OnePlusが「OnePlus 6T」を発表したのでその感想をまとめたいと思う。ちなみに前機種であるOnePlus 6の発表から半年も経っていない。

OnePlusの「Tシリーズ」は基本的に「マイナーなアップグレード」という傾向があり、今年もあまり大きな変化はないのだけれど、「最低限の進化」は示しているといえる。

しかし残念ながら、事前の噂どおり「イヤホンジャックが廃止」されたのはかなりの批判を浴びている。それではOnePlus 6T (以後:6T)について私の感想をまとめたい。

アイキャッチ画像、記事内画像はOnePlusi公式サイトよりスクリーンキャプチャ:https://www.oneplus.com/6t

主なスペック & 価格 (アメリカ)

チップ スナップドラゴン845
RAM 6/8 GB
容量 128GB/256GB
画面 AMOLED 6.41インチ
解像度: フルHD+
2340 x 1080 (402ppi)
19.5:9 (アスペクト比)
85.6% (スクリーン対ボディ比)
カメラ 背面:メイン 1600万画素 F1.7 1.22μm
光学式手ぶれ補正(OIS)
電子式手ぶれ補正(EIS)
サブ 2000万画素 F1.7
インカメラ:1600万画素 F2.0
バッテリー 3700 mAh
OS 9.0 パイ
その他 ディスプレイ内指紋認証
価格 公式価格 USドル
RAM6GB/128GB → $549 (¥6.2万)
RAM8GB/128GB → $579 (¥6.5万)
RAM8GB/256GB → $629 (¥7.1万)

 

 

公式動画

 

 

ディスプレイ

ディスプレイ内指紋認証

 

まず一番に注目されるのが、この「ディスプレイ内指紋認証 (In-screen fingerprint sensor)」。指紋認証のスピードはさすがに物理ボタンのときと比べると遅くなってしまうけれど、実用性には大きく支障をきたすとまでは思わない

ディスプレイ内指紋認証は今年のスマホ(VivoやHuawei)から採用され始めたばかりなので、これからはこの指紋認証がスタンダードになっていくといえ、それをいち早く取り入れたOnePlusはさすがといえる。

 

6.41インチ AMOLED フルHD+

いつも通り、有機ELパネルであるAMOLEDを採用。解像度は 2340 x 1080 (402ppi) とフルHD+である。フルHD+に解像度が抑えられているのも「いつも通り」で、私はスマホであればフルHD+で十分だと思っているので、個人的に解像度に関しては不満はない。

 

HDRディスプレイには非対応

ただ、残念ながら今回もHDRディスプレイには対応していないため、スマホで動画コンテンツをHDRで観たいという人には少し残念だといえる。

 

85.6% スクリーン対ボディ比

この数値は素晴らしい。今回から「ノッチの部分を最小限」に抑えたデザインを採用しているので更にスクリーン対ボディ比の数値が上がっている。一応、OP6のときよりも僅かながらも下部のベゼルも狭くなっている。

実はこの数値はサムスンのS9+やNote 9よりも上であるため、かなりのベゼルレス化が行われている (ノッチ・デザインの影響もあるが・・・)。

 

バッテリー

3700mAh

OP6 3300mAh → OP6T 3700mAh

約12%のバッテリー容量アップで、これに関してはかなり良い。前機種のOP6のバッテリーは、個人的には「そこそこ優秀」だと思っているが、マニア層では「少し不満」という意見がちらほら出ていたので、これでバッテリーに関してある程度は良いパフォーマンスになると思う。

 

急速充電

6Tはワイヤレス充電は未だにないけれど、最大20ワット (5V / 4A)の急速充電が可能。以前は「ダッシュ・チャージャー」と呼ばれていたけれど、商標登録か何らかの関係でこの名前を使えなくなったらしい。ただ、機能と性能は同じなので気にする必要はない。

 

OS

Oxygen (オキシジェン) OS

OnePlusがマニア層から強力な支持を得ている最大の理由の1つが、このオキシジェンOS。私も同意するし、このOSはアンドロイドOSのお手本となるべきOSだと思う。

シンプルで軽快に動き、それでいてカスタマイズも豊富にある。開封時からアンドロイド・パイ (9.0)と最新のOSを使える。

従来のナビゲーション・バー「◁◯ロ」や、Pixelで採用されている「◁とジェスチャー」、iPhone XSのような「ジェスチャー」を選ぶことが可能。

 

処理能力

スナップドラゴン 845 & 6〜8GB RAM

処理能力は2018年のフラッグシップとしては「標準」であるスナップドラゴン845と6〜8GB RAMなので、なんの心配もいらない。

 

スマートRAM (Smarter RAM)

よく使用するアプリを事前にRAM上へアップロードし、すぐにアプリを起動できるようソフトウェアが自動で設定してくれるらしい。

まあAIのような役割と思えばいいのかそうでないのかはわからないけれど、「より素早い反応」を得られるということならしい。

 

カメラ

メイン:1600万画素 F1.7 1.22μm
サブ:2000万画素 F1.7

カメラの構成はOP6のときとハードウェア面では全く同じなのだそう。ただ、ソフトウェア面では「アップデート」されており、よりHDR(ハイダイナミックレンジ)の幅を向上させ、より良い写真が撮れるようになっているそう。

OnePlusのカメラの性能はトップクラスのスマホ(iPhone、サムスン、グーグル)のカメラ性能に年々近づいているため、6Tでも「ある程度の高いパフォーマンス」を期待して良いと思っている。

 

Nightscapeモード

ファーウェイの「夜間モード (ナイト・モード)」と似たような機能の撮影ができる。どこまで先駆者のファーウェイに近づけるかが気になる点の1つだといえる。

 

 

スピーカー

モノラル・スピーカー

スピーカーはステレオになると思っていたものの、そうはなっておらず、この点は残念な点

底面のスピーカー・グリル(穴の空いたところ)は「2つ」あるけれど、1つは「フェイク」でそこからは何の音も出てこない。

LG G7やV40のよにモノラルスピーカーながら「ブームボックス」という機能を使って高品質の音を出すという工夫もない。

 

その他

イヤホンジャック、micro SD、ワイヤレス充電、防塵防水IP規格 → 全てなし

これまでも、micro SDカード、ワイヤレス充電と防塵防水のIP規格には対応しておらず、「価格が安い代償」として細かい点には目をつむる必要があったのが、OnePlusのスマホの特徴であったといえる。

それを唯一「救っていた存在がイヤホンジャック」であったのだけれど、6Tからはイヤホンジャックを廃止したため、私がいつも指摘している「4つの細かい点」全てに非対応となってしまった。

イヤホンジャックは「未だに多くのユーザーから必要」とされており、これを廃止したことにより多くの人が批判している。

 

128GB版が最安

128GBからスタートとなっている点は評価すべき点といえる。正直、今までmicro SDが使えないのにも関わらず64Gスタートというのはギリギリのラインであったため、大半のユーザーにとって、128GBは十分な容量いえる。

しかしながら、それでもmicro SDがあれば更に便利なのにと思ってしまう。

 

Alert Slider (アラートスライダー)

*上の画像はOP6です

これはiPhone の無音ボタンに似ている機能。「無音・バイブレーション・音アリ」、サイドにあるボタンを上下するだけで簡単に設定できる。

 

価格

RAM6GB/128GB → $549 (¥6.2万)
RAM8GB/128GB → $579 (¥6.5万)
RAM8GB/256GB → $629 (¥7.1万)

最安のモデルがすでに128GBもあることから、よっぽどメディア関連(音楽や写真・動画)のものを端末に保存しない限り、このモデルで十分だと思う。

RAMに関しても同様で、3Dゲームをしょっちゅうするヘビーユーザーでなければ最安の6GBで全く問題がないといえる。

何度も私のブログで書いているけれど、OnePlusは「コスパ最強スマホではなくなった」ため昔のように「格安」とはいえない。しかしOnePlus 6Tの総合力を考慮すれば$549 (¥6.2万)「十分コスパ良好なスマホ」になるだろうと予想している。

 

日本での購入は個人輸入のみ

上の価格はアメリカでの公式価格であるので残念ながら日本ではこの価格では購入できない。いつも通り、中国や香港などのネット通販サイトから購入するしか方法はない。

おそらく、最安モデルでも7万円は超えてくるのではないかと思っている。

 

 

エクスパンシス公式サイト
イートレン公式サイト

 

エクスパンシス



 

まとめ

前機種のOnePlus 6から半年も経っていないので最低限のアップグレードに留まっているといえる。少なくともOnePlus 5 → 5T のように一気にベゼルレス・デザインになった訳ではないので、昨年よりもTシリーズとしての印象は薄い。

ただ、良くなっている部分はあり、ミニマルなノッチ・デザイン、85.6%のスクリーン対ボディ比、ディスプレイ内指紋認証、3700mAhバッテリーなどは間違いなくOP6よりもグレードアップしている。

その他、処理能力の高さ、優れたOS、良好なカメラ性能は価格以上のパフォーマンスをもたらすだろうと思う。

細かい点ではイヤホンジャックの廃止もあり「全くダメダメ」ではあるけれど、もうそこは諦めるしかないのだろう。

価格はアメリカ公式価格は$549 (約6.2万円)になり、個人輸入の場合は始めは7万円以上はするだろうと思う。決して安いとは思わないが、OP6Tの総合力を考えれば「コスパ良好」だといえる。

今回は大したアップグレードがあった訳ではないけれど、相変わらず価格以上のスマホを送り出してきているといえる。レビューをするのが待ち遠しいスマホだ。

関連記事

  1. Asus Zenfone 発表

    ASUS ZenFone 5 & 5Z 発表 in MWC: ちょっとまとめてみる

    本日のデイリーNewsのピックアップはZenFone 5 & …

  2. OPPO 発表

    Oppo Find X 発表:現在最もベゼルレス化が進んだスマホ、価格は約13万円から日本で個人輸入…

    Oppoが「Find X」というフラッグシップ機をパリにて発表し、中国…

  3. Apple iPhone 発表

    iPhone 8 & 8Plus 発表: つまらない外観、凄まじい中身

    AppleがiPhone8、8Plus、そしてX(テン と読む)を発表…

最近の記事

特集記事

  1. ベスト・スマホ:2017年下半期 〜 2018年上半期のスマ…
  2. 3.5万円以下(2018年6月)で買えるコスパ最高の新品スマ…
  3. 必読:私が行っているアンドロイド・スマホ用 セキュリティ対策…
  4. ベスト・スマホ 2017:カテゴリー別に最良のスマホを選出
  1. デイリー News

    Xiaomi (シャオミー) のスマホ内広告が問題に:特にインド市場向けのスマホ…
  2. Apple iPhone 発表

    iPhone XR 発表:XSシリーズとの最大の違いはディスプレイの「低性能」、…
  3. デイリー News

    VIVO Apex 年内に製品化へ(公式):2018年中頃から量産化か
  4. デイリー News

    iPhone XS、XS Max 充電に不具合の可能性が浮上:ライトニング・ケー…
  5. デイリー News

    VIVO Apex:大注目のコンセプト・スマホ in MWC
PAGE TOP