OPPO 発表

Oppo Find X 発表:現在最もベゼルレス化が進んだスマホ、価格は約13万円から日本で個人輸入が可能

Oppoが「Find X」というフラッグシップ機をパリにて発表し、中国国内向けだけでなく、グローバルにも展開するということを公表しており、もしかすると日本にも投入されるかもしれないという期待もある。

見た目は、前回の記事で紹介したVivo NEXと同じコンセプトで、「完全ベゼルレスに近いスマホ」になっている。スクリーン対ボディ比はOppoの公表では「93.8%」ということで、Vivoの91.24%をも上回る。

アイキャッチ画像はOppo公式サイトよりスクリーンキャプチャ:https://www.oppo.com/en/smartphone-find_x

 

 

公式動画

 

主なスペック & 価格

チップ スナップドラゴン845
RAM 8GB
容量 128 / 256 GB
ディスプレイ AMOLED 6.42インチ
解像度: フルHD+
1080 x 2340 (401ppi)
19.5:9 (アスペクト比)
93.8% (スクリーン対ボディ比)
カメラ 背面:標準 1600万画素 F2.0 (OIS)
サブ 2000万画素 F2.0
インカメラ:2500万画素 F2.0
バッテリー 3730 mAh
OS オレオ 8.1
その他 防水防塵 非対応
micro SD非対応
価格予想 約13万円 (GearBestより)

 

Oppo Find X の特徴

特徴1:スクリーン対ボディ比 93.8%は現在最高値

画像はOppo公式サイトよりスクリーンキャプチャ:https://www.oppo.com/en/smartphone-find_x

この数値は前回紹介したVivo NEX (91.24%)よりも高い。第三者のGSMArenaの数値は

Oppo Find X → 87.0%
Vivo NEX → 86.0%

という数値なので、Oppoの方がより完全ベゼルレスに近いといえる。ベゼルは上部が1.65mm、下部が3.4mm。左右のベゼルはギャラクシーS9のようにカーブデザインを採用しているので左右のベゼルは0に等しい。

とは言え、OppoもVivoもここまでベゼルレス化すればほとんど変わりないといえ、どちらのスマホもすごい数値といえる。

 

特徴2:上部の背面が自動スライド

画像はOppo公式サイトよりスクリーンキャプチャ:https://www.oppo.com/en/smartphone-find_x

内側にはインカメラ、顔認証に使われる複数のセンサー、受話口が配置されており、背面にはデュアルレンズ・カメラがついている。

通常はすべてが隠れた状態で、カメラや、顔認証ロック解除を起動すると「バーっと」全てのモノが現れる。どんな感じかは下の動画をどうぞ。

 

 

指紋認証ボタンはなく、顔認証と旧来のロック解除(暗証番号やパターン)のみ

指紋認証がないので、ロック解除は毎回、カメラやセンサーを起動させないといけない。つまり毎回毎回、上部が上げ下げすることになる。

上下させるモーターが30万回以上は駆動するそうだが、指紋認証がないというのは少しめんどくさいなと思ってしまう。

一応、Oppo曰く、顔認証の方が、指紋認証より20倍の安全性が高まるそうである。

 

特徴 まとめ:意外と特徴は少ない

Vivo NEXと違い、ディスプレイ内蔵型の指紋認証や、ディスプレイを振動させて画面をスピーカーとして使ったりするような真新しい技術があるわけではない。

ベゼルレス化が最も進んだ点とカメラ部分がリフトアップする以外は実はNEXほどの“個性”はないと思う。

 

処理能力:8GB RAM & スナップドラゴン845

これ以上の処理能力は現時点では存在しないといえる。現状、RAMは8GBも必要ないと言われており、6GBのRAMでさえも要らないと呼ばれているほど。ただ、ここまでの処理能力があれば将来的にも全く不安はない

 

カメラ:1600万画素 F2.0 + 2000万画素 F2.0

Vivo同様、Oppoのスマホを使用したことがないので、評価はし辛いけれど、下に動画を載せておきます。

 

このデュアルレンズの組み合わせである「1600万画素 + 2000万画素」はOppoがすでに出しているR15 Proや子会社のOnePlus6と同じ構成である。

R15 Pro とOnePlus6のF値はF1.7なのでFind Xよりも明るいレンズを使っているので、R15 Proよりも上位に位置するFind XがなぜF2.0の少し暗いレンズを使用しているのかは不明である。

写真や動画撮影が“メイン”のスマホではないので、上の動画でのカメラ性能であれば問題ないのではと思うけれど、このスマホを実際に買おうという人はじっくり調べてた方が良いと思う。

 

その他

ディスプレイ:6.42インチ AMOLED(有機EL) フルHD+

ディスプレイはギャラクシーS9のようにサイドがカーブしている。パネルはサムスン製。

人によっては解像度がQHD+(2K+)でないので残念に思うかもしれないけれど、6.42インチの大画面とはいえ、この程度の大きさであればフルHD+でも十分だと思う。

 

スピーカー:モノラル

スピーカーは底面にあり、モノラルスピーカーなのだそう。Oppoやその子会社のOnePlusは今の所スピーカーにはまだ力を入れていおらず、際立ったパフォーマンスはない。

 

容量:128GB / 256GB (micro SD不可)

micro SDスロットがないけれど、標準で128GB以上もあることから容量で困るという人は少ないと思う。

 

バッテリー:3730 mAh

6.42インチ、解像度フルHD+のディスプレイを考えると、「必要十分な容量」だと思うが、Vivo NEXのように4000mAhのバッテリーを積んでほしかった。

ただ、Find Xを擁護すると、NEXの方が6.59インチとサイズ自体も大きいのでNEXほどバッテリーを積むことは難しかったのかもしれない。

 

急速充電:VOOC フラッシュチャージ

Oppoの急速充電は結構前から非常に有名。子会社のOnePlusがダッシュ・チャージャーという急速充電で有名だけれど、ダッシュ・チャージャーは実のところ、OppoのVOOCテクノロジーを利用している。形式的にはOppoがOnePlusにライセンス契約をしているらしい。

ダッシュ・チャージャーの生みの親はOppoのVOOCテクノロジーなので、急速充電は業界トップクラスといえる。

 

OS:オレオ8.1

OSは最新のオレオ8.1で、Oppoの特色がある。アンドロイドよりも、iPhone Xのようなジェスチャーでの操作も可能。もちろん、アンドロイドなので「◁◯口」のナビゲーションを使うことも可能。

 

 

ちょっと残念すぎるところ

以下の4つの機能が一切ないのは非常に残念である。

・防塵防水 IP規格 ・ワイヤレス充電 ・イヤホンジャック ・指紋認証

 

防塵防水に関しては可動部分があるため仕方がないと思う。けれどワイヤレス充電にも対応しておらず、イヤホン・ジャックもなく、そして指紋認証もないのは正直なところ納得がいかない。

Vivo NEX は IP規格とワイヤレス充電には対応していないが、イヤホン・ジャックとディスプレイ内蔵の指紋認証があるので、Find Xに比べるとかなり「便利」だと言い切れる。

 

価格:約13万円 (GearBest より)

GearBestで約13万円で販売される予定と思われる。購入する場合は「商品価格+送料+消費税」がかかる。前回紹介したVivo NEXがGearBestで9.8万円だったので、約3万円以上も価格差があることに非常に驚いている。

これはNEXの時にも書いたけれど、Find XやNEXはコスパよりもデザインやそのコンセプトに付加価値があるので、価格でどうこう言うのもケチくさいのはわかっているが、ライバル企業が約3万円も安く「同じコンセプトの商品」を販売しているコトを考えるとFind Xは「高いな」と思わずにはいられない。

 

まとめ

Oppoから突然このようなコンセプトのフラッグシップ機が登場したことに非常に驚いている。VivoのNEXに関してはMWCでコンセプト・モデルであるAPEXを公表し、それを基にNEXの量産化を実現しているので“噂通り”になったといえる。

Vivoとは真逆ではあるが、この完全ベゼルレス化へのコンセプトを実現化していこうとする姿は素晴らしいといえる。

スクリーン対ボディ比が93.8%、全てのカメラ(インカメラ、背面含め)がボディ内に隠されており、リフトアップするという手法でこのベゼルレス化を実現スペックも処理能力に関しては非常に高性能といえる。

しかし、指紋認証が一切なく、顔認証アンロックのみに頼らなくてはならない点や、ワイヤレス充電不可、イヤホン・ジャック廃止、など欠点も多いといえる。

完成度でいうなれば、Vivo NEXの方が上だと私は考えている。個人輸入で話題作りには良いかもしれないけれど、スマホ自体の実力であればギャラクシーS9+やP20 ProやiPhone Xの方が上であると思う。

さはさりながら、こういった新しいコンセプトを売りにしたスマホを私は悲観的には全くみておらず、むしろとても肯定的にみており、今後、スマホ業界はこのベゼルレス化へ向けてドンドン突き進んでほしいと思っている。

なので、Oppo Find Xには今後も注目していきたいし、Oppoが今年から日本のスマホ市場参戦したことから、Find Xの日本での公式販売もあるやもしれず、是非そうなってほしいと期待している。

 

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