OPPO 発表

Oppo R15 Pro 公式発表:日本での発売に期待するが、妥協面を気にせずにはいられない

本日のピックアップは「Oppo R15 Pro についての印象」について。OppoがR11s の後継機であるR15 Proを公式に発表した。正確にはR15シリーズには 「R15」 と 「R15 Pro」と二つ存在している。私のブログではProの方を取り上げたい。

アイキャッチ画像はOppoの中国公式サイトよりR15のスクリーンキャプチャ:https://www.oppo.com/cn/product/r15/index.html

Oppo(オッポ)についての簡単な紹介

Oppoは今年から日本のスマホ市場に参入してきた中国の企業、本社は香港や深セン市に近い、東莞(どんがん)市にある。実はすでに2013年に日本法人が設立され、結構前から日本に支社がある。Oppoの中国でのシェアは1位世界規模でも4位と日本のスマホ市場に参入するには実力十分といえる。OnePlusというスマホを私のブログでもよく紹介しているけれど、OnePlusの親会社はOppoである。

現在Oppoが日本で販売している機種は“R11s”という機種のみである。今回紹介するR15 Proもおそらく投入してくると思うので今後も注目に値するブランドといえる。なんてったって中国のシェア1位なのだから。

主なスペック と ヨーロッパでの価格

SoC スナップドラゴン 660
RAM 6 GB
ストレージ 128 GB + micro SD (256GBまで)
画面 6.28 インチ AMOLED(有機ELパネル)
解像度 フルHD+ (1080 x 2280) 401ppi
アスペクト比 (18.99:9)
スクリーン対ボディ比 84.9%
カメラ 背面:1600万画素 F1.7 1.22 μm (光学式手ぶれ補正なし)
2000万画素 F1.7 1.0   μm (光学式手ぶれ補正なし)
インカメラ:2000万画素 F2.0
バッテリー 3400 mAh
OS Oreo 8.1
その他 イヤホン・ジャック有り、ゴリラガラス5
価格 510 ユーロ(約6万7千円)

 

 

あくまでもミッドレンジ・スマホではあるが:処理能力は2年前のフラッグシップ機並み

スナップドラゴン 660 & 6GB RAM

この構成を聞いて、マニア層であればスナップドラゴン6シリーズか。。。ちょっとがっかりかなっと思う人も多いかもしれない。確かに、600台はミッドレンジ・スマホ用のチップであるので、最高クラスの800台ではない。

けれど、660の処理能力は他のスナップドラゴン625などとは一線を画している。下の画像はGSMArenaという非常に有名はサイトからスクリーンキャプチャした画像。Antutuというアプリのスコアを表しており、Antutuというアプリはスマホの総合的な処理能力を測ることができる非常に有名なアプリ。

Antutuのバージョン7でのスコアが14万6526と計測されている。この数字はどれくらいの処理能力かというと、私が実機の1つとして使っていたLG V20 (スナップドラゴン 820 & 4GB RAM)とほぼ同等の処理能力であるといえる。LG V20のスコアは 14万3078。2年前のフラッグシップ機並みといえる。

Antutu 7 R15 Pro LG V20
スコア 146526 143078

アベレージ 〜 ライト・ユーザーであれば、全く問題のない処理能力といえる。

カメラ構成はR11sとほぼ同等

1600万画素 F1.7 & 2000万画素 F1.7

このカメラ構成は画素数、F値ともに前機種にあたるR11sと全く同じ。センサー・サイズだけがほんの僅(わず)かR15 Proの方が大きい。これは勝手な私の憶測なのだけれど、体感ではR15 ProとR11s の写真や動画のクオリティーは見分けがつかないのではと思っている。

更なるベゼルレス化 と AMOLEDディスプレイの継続

画像はOppoの中国公式サイトよりR15のスクリーンキャプチャ:https://www.oppo.com/cn/product/r15/index.html

スクリーン対ボディ比:84.9%

この数字は凄い。ギャラクシーS9+でさへ84.2%なので、S9+を上回る。Oppoの公式では90%と謳っているのだけれど、この84.9%というのはGSMArenaの数字で、私はこちらの方が信頼性が高いと思っている。

ノッチ・デザインを採用しているので、S9+よりも数字が上をいっているのだと思うけれど、それでもミッドレンジ・スマホとしては非常に優れた点といえる。

有機ELパネル AMOLEDを継続採用

R11s もAMOLEDを採用していたので、驚きではないけれど、有機ELパネルを採用するとやはりコストが高くなるので、それでも継続してAMOLEDを採用したのは良い点だと思っている。

LCD派かOLED派に別れるのだけれど、マニアはOLED派が圧倒的で、LCDよりも優れた点が多いのは事実。個人的にLCDでもOLEDでもあまり気にしないのだけれど、OLEDの方がベターなのは認めている。

AMOLEDということでサムスン製だと思われるのでパネルの質は折り紙付きだろうし、解像度もフルHD+ (1080 x 2280)なので、バッテリーのもちもよくなるので好印象。

顔認証 & 背面指紋認証

これは今、私が理想と思っているロック解除の組み合わせ。ではあるのだけれど、Oppoの顔認証は精度が劣るといわれている。R15 ProがR11sよりもどれくらい改善されたのかが気になる。

R15ではないけれど、R11sの精度を参考にできる動画を見つけたので、興味のある方はこちらを:Face ID Comparison | iPhone X Vs Oppo R11s Vs ViVo X20 | Speed unlock

 

 

その他

バッテリー:3400mAh

約6.3インチもあるディスプレイに3400は少し物足りないかもしれないけれど、少なすぎる訳でもないので、まあ普通という感想になってしまう。後は実用ではどうなるのかという具合である。

OS:オレオ8.1

OSは最新のアンドロイド、オレオ8.1ということでかなり好印象。

イヤホン・ジャック(端子)あり

これはかなり重要だと思っている。「無いよりかは有った方が良い」モノ。

ゴリラガラス5 採用

ミッドレンジ・スマホではあるが、ゴリラガラス5という強化ガラスでは最高クラスのものを使っている。

妥協しすぎな点

USB-C 対応ならず

この辺が「う〜ん」「なぜ未だにmicro-USB?」っと思っている人も多い点。R15 Proの価格は約510ユーロ(約6万7千円)。これだけの価格のスマホにも関わらずUSB-Cでないのは頂けない。

防水防塵 IP規格に未対応

これも、上と同じ論理。この価格帯でIP規格の証明がないのはちょっと。。。なんで?っと思ってしまう。

NFC なし

人によってはNFCなしの生活なんて考えられないという人も多いだろう。私は使うことはないけれど、NFCを使う人はしょっちゅう利用している機能なので、これが、この価格でないのはミッドレンジ・スマホとは言え妥協しすぎなのではと思えてしまう。

Oppoは地域によってはNFCの搭載を考えると言っているらしいので、日本版だともしかするとNFCのチップは組み込まれるのかもしれない。

好き嫌いが別れるであろうUI

OppoのRシリーズのOSはかなりiPhoneを意識している。なので、アンドロイド特有のアプリ・ドロワーがない。iPhoneを使い慣れている人なら使いやすく感じるかもしれない。

コアなアンドロイド・ファンからすれば、使いにくいと感じる可能性は非常に高い。私もアップ・ドロワーがないのは非常にツライと思ってしまう。

価格 in ヨーロッパ:510 ユーロ(約6万7千円)

ヨーロッパのスマホの値段は北米や日本よりも1万円近く高くなる傾向があるのであくまでも参考程度に考えてもらえれば良いと思う。

現在日本で公式販売されているR11sは価格.comの最安で6万2510円で販売されている。R15 Proはこれよりも高い価格に設定されるであろうと予想しているので、ヨーロッパでの価格とあまり差はないのかもしれないとも感じている。

こればかりは日本で販売されてからでないと何とも言えない。ただ、現段階でR11s (6万2千円)の価格を見ていえることは、「ミッドレンジ・スマホの割りに高いな」という感覚。なぜそう思うのかというと、あと1万円足してしまえば、Huaweiのフラッグシップ機であるMate10 Pro (7万2654円:価格.comより)が買えてしまうからである。

なので、Oppoもこういった状況を踏まえれば日本で市場を切り開くのも簡単ではないといえる。価格設定も踏まえ今後も注目していきたい。

 

簡単なまとめ

Oppoは今年から日本のSimフリー・スマホ市場に参入してくる中国のシェア・ナンバーワンの勢いのある企業。R11sの後継機にあたるR15 Proを日本に投入してくると私は予想しております。

ミッドレンジ・スマホでデザイン性や性能、カメラやディスプレイも良いバランスだといえるけれど、依然USB-Cに対応していなかったり、NFCがなかったり、防水防塵のIP規格が未対応であったりと、ちょっとどころとは思えない妥協点があるのが心配。

Huaweiという同国のライバルが日本で成功している中、それに続くことができるのか注目していきたいと思っています。

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