Vivo 発表

Vivo NEX 発表:極限までベゼルレスに挑んだスマホが商品化、日本では約10万円で個人輸入が可能 

現在、最も完全ベゼルレスに近いスマホの1つ、「Vivo NEX (S)の発表」があったので、このVivo NEXにつてい紹介したい。NEXにはモデルAとSがあり、Aが下位モデルでSが上位モデルになる。

NEXは2018年の2月末〜3月頭にかけて、バルセロナで行われた世界的見本市MWCにて、Vivoが「コンセプト・スマホ」として紹介した「Vivo Apex」を実際に市販化した商品となる。

信じられない人もいるかもしれないが、Vivo NEXはコンセプトモデルではなく、実際に市場に投入されるモデル。ただ、中国国内向けのモデルなので、今のところ、海外版はない

Vivoは現在開催中のロシア・ワールドカップのスポンサーの1つで、試合中に「Vivo NEX」と見る機会があるかもしれないけれど、この広告こそが「今日紹介するこのスマホ」なのである。

アイキャッチ画像は公式動画よりスクリーンキャプチャ

公式動画

 

主なスペック & 価格(中国版)

チップ スナップドラゴン845
RAM 8GB
容量 128 / 256 GB
ディスプレイ AMOLED 6.59インチ
解像度: フルHD+
1080 x 2316 (388ppi)
19.3:9 (アスペクト比)
91.24% (スクリーン対ボディ比)
カメラ 背面:標準 1200万画素 F1.8 (OIS)
サブ 500万画素 F2.4
インカメラ:800万画素 F2.0
バッテリー 4000 mAh
OS オレオ 8.1
その他 ディスプレイ内蔵型指紋認証
イヤホン・ジャック(端子)
防水防塵 非対応
micro SD非対応
価格予想 約9.5~9.7万円 (GearBestより)

 

NEXの5つの特徴

特徴1:完全ベゼルレス化に最も近いスマホ

画像は公式動画よりスクリーンキャプチャ

前面のほぼ全てがディスプレイなのでこのスマホを見れば、誰でもその凄さがすぐにわかる。これだけ画面占有率が高いスマホはなかった。

VivoがNEXを発表した後、すぐにOppoが「Find X」という同じベゼルレスに特化したスマホを発表したので、現時点で、ここまでベゼルレス化が進んだスマホは世界にこの2機種だけとなる。

 

91.24% スクリーン対ボディ比

91.24%はVivo側が公式に発表している数値。ここまでベゼルレスにしても、まだ、8%はベゼルとして残っているということになる。上部のベゼルが2mm、下部のベゼルが5mmというコトで、まだ改善の余地がある。

ただ、もうここまでベゼルレス化が進めば、今後ベゼルが小さくなっていっても大方の人は「そこまで気にしない」と思う。私のようなマニア層だけが、今後0.Xmmベゼルが小さくなるにつれ興奮していくだけで、一般ユーザーならここまでのベゼルレス化で十分満足するのではと思う。

私がスクリーン対ボディ比の数値をGSMArenaという信頼できるソースからいつも利用しているが、ここの数値は「86.0 %」となっている。公式発表の数値「91.24%」と大きく違う。なぜこうなってしまうのかはわからない。今の所私はあまり気にしていない。

 

特徴2:エレベーター式カメラ (ボディ内に収納)

画像は公式動画よりスクリーンキャプチャ

インカメラはスマホの中に収納されている。セルフィーを撮るためにインカメを起動すると「ピューッ」と上がってくる(所要時間:約1秒)。

これはコンセプトのApexで紹介されて機能で、それをそのまま商品化できるまでもってきたのは素晴らしいと思う。Vivo曰く、このインカメの上げ下げは5万回以上は可能だということ。

下の動画のようにこんな感じに上がってくる

 

 

特徴3:ディスプレイ内蔵型指紋認証

NEXに搭載されているディスプレイ内蔵型の指紋認証はもうすでに3代目の指紋認証パーツなのだそうで、古くからVivoはこのディスプレイ内蔵型指紋認証に着手していたのだと思う。

 

上の動画を見た感じだと、「悪くない」と思う。「スピードが遅すぎる」とも思わない。「正確性」がどこまでなのかは気になるけれど、「安心して使えるレベル」ではありそうだ。

ちなみに、ディスプレイ内蔵型の指紋認証はVivoにとってこの機種が初めてではなく、もうすでに、「X21」という機種で採用されている。

これが将来全てのスマートフォンの標準になると思う。もしかしたら背面指紋認証と共存することも考えられる。

 

特徴4:受話口は廃止 → 画面がスピーカーに

ご覧の通り、このスマホには受話口がない。iPhone Xから続くノッチ・デザインの採用の一つに受話口がどうしても必要と考えられてきたけれど、NEXには「Screen Sound Casting Technology (スクリーン・サウンド・キャスティング・テクノロジー)」という技術が使われている。

これは、ディスプレイに音を振動させ、ディスプレイがスピーカーの代わりの役割を果たしてくれるというモノ。受話口がなくても十分に相手の声はクリアーに聞こえるそうだ。

 

特徴5:イヤホン・ジャック(端子)の継続

ここまでベゼルレス化しているのにも関わらず、Vivoはイヤホン・ジャックを引き続き残してくれている。私は知らなかったけれど、Vivoは従来からイヤホン・ジャックに力を入れており、非常に重要視しているそうである。

ここで1つわかったことは、ここまでベゼルレス化してもイヤホン・ジャックを搭載することは「可能」なのである。

かつてないほど、ベゼルがないのにも関わらず、イヤホン・ジャックを残せたということは、設計上の都合でそれを廃止せざるを得ないという理由は最早通用しないということになる

 

 

処理能力:8GB RAM & スナップドラゴン845

8GBもRAMは必要ないと思うけれど、NEX (S)のモデルは全て8GBということなのだそう。2018年のフラッグシップ用のチップであるスナップドラゴン845搭載ということで、処理能力については、これ以上のモノは存在しないといえる。

 

カメラ:1200万画素 F1.8 & 500万画素 F2.4

Vivoの他のスマホを使ったこともないのでその特徴はわからないので、判断はできないので、下の動画を参考にでも見て欲しいと思う。インカメラのスペックは800万画素 F2.0。

1ついえるのは、Vivoにとってカメラのパフォーマンスは二の次だと思う。ベゼルレス化やディスプレイ内蔵型指紋認証など、始めに紹介した5つの特徴に力を入れているといえ、カメラの性能アップにまで手が回らない状況だと思う。

 

 

OS:Vivo特有のOS

私はVivoのスマホを使ったことがないのであまり詳しくないけれど、このNEXに関してはiPhone Xっぽいジェスチャーの使い方に近いといえる。

もちろん、今まで通り、「◁◯口」のナビゲーション・アイコンは使える。下の動画を見てもらいたい。

 

 

動画(英語)で解説してくれているけれど、Vivo NEXは現在、中国国内のみの販売なので、グローバル版がない。一応、グーグル・Playは簡単にインストールできるようになっているそうなので、グーグルPlayは使えるが、始めからインストールされている訳ではない。

あと、VivoのUIが気に入らない場合、Nova ランチャーなどのランチャー系アプリをインストールしたくなるかもしれないが、ランチャーをインストールするにはVivoアカウントが必要で、Vivoアカウントは中国の電話番号が必要

ランチャーをインストールしたい → Vivoアカウント必要 →
Vivoアカウントには中国の電話番号が必要 → 個人輸入者はもっていない →
ランチャー使えない

という具合で、「事実上ランチャーが使えない」という非常に面倒なコトになっている。

 

 

その他

ディスプレイ:6.59インチ AMOLED フルHD+

解像度がフルHD+(1080 x 2316)ということで、フラッグシップとしては標準的な仕様といえる。約6.6インチという“超大画面”で、パネルは有機ELのAMOLEDディスプレイを採用(おそらくサムスン製だと思う)。

 

スピーカー

調べたけれど、あまりスピーカーに関しては語られていない。おそらくモノラル・スピーカーだと思われる。

デザイン:光の反射加減により色が変わる

画像はGSMArenaよりスクリーンキャプチャ:https://www.gsmarena.com/vivo_nex_s-pictures-9227.php

デザインにはそこそこ力を入れていると思われ、私の主観で申し訳ながい「なかなかカッコイイ」と思う。

一応、この特有の反射を起こすテクノロジーを「Holographic Diffraction Dynamic Color Illusion Technology」と最早何のコトを説明したいのかはわからない名前といえ、訳す意欲も湧かない。

 

容量:128GB / 256GB   micro SD スロットなし

micro SDが使えないけれど、標準で128GBからなのでなくても十分かと思う。もちろん、「無いより有ったほうが良い」けれどここまでベゼルレス化しているし、しかも「イヤホン・ジャックが有る」コトを考慮すれば、受け入れられる。

 

バッテリーライフ:4000 mAh

約6.7インチのディスプレイなので4000mAhのバッテリーが有るのは良かったと思う。本体はギャラクシーS9+より少し大きいだけなので、その大きさで4000mAhモノ大きさを積めたのは評価されるべきだと思う。

 

防塵防水 IP規格 → 非対応 & ワイヤレス充電 → 非対応

防塵防水のIP規格は納得がいく。何故、インカメラが上下するのだからホコリや水の侵入を防ぐのは非常に難しいだろう。

ただ、人にもよるがワイヤレス充電には対応してほしかったと思う人は多いハズ。

 

価格:約9.5万円 (GearBest価格)

私はGearBestで購入した経験はないのだけれど、おそらく「この価格+送料+消費税」がかかると思われる。いずれ、イートレンやエクスパンシスでも取り扱われるかもしれない。

価格としては非常に高額ではあるけれど、思ったより高くない。というのが私の感想。むしろ「最も未来志向のスマホ」をにしては買いやすい価格とさえも思える。

iPhone Xよりかは安い。しかし総合的な性能はiPhone Xの方が上である。このスマホは、性能面よりもいかにベゼルレス・デザインが素晴らしいかというコトが一番なので、「見た目重視」の人にはもってこなのかもしれない。

GearBest公式サイト

イートレン公式サイト

エクスパンシス公式サイト

 

まとめ

新しいコンセプトが実際に量産化され、商品となる。しかも、3月に発表されたばかりのコンセプト機がなんと6月12日には新機種として発表されたコトにとても驚いている。

完全ベゼルレス・デザイン時代の幕開けのような感覚であるし、ディスプレイ内蔵型指紋認証も始まった。

このスマホはスペックがどうとか、カメラの性能がどうとか、今までのものさしでは測れない、重要な要素がある。新しいスマホが追い求めるモノは何なのかという問に答えを出していると思う。

一応ではあるが、スペックがないがしろにされている訳ではなく、処理能力は最高クラスだし、バッテリーライフも4000mAhも積んでいるカメラ性能はトップクラスとまではいえないが、「上々」といえ、イヤホン・ジャックも付いている。

ただ、個人輸入するべきかと問われれば、「しない方が良いと思う」。このスマホは今の所、中国国内向けに作られており、個人輸入には適さないと思うし、私も個人輸入するつもりはない。

更に、全く新しいコンセプトなので、初代の端末はなにかと問題が起きる可能性も高いと思われる。それらが改善された二代目の方が安心かもしれない。

ただ、こういったスマホが存在するんだ、2018年からこんなスマホが登場した、という事実は非常に驚くべきことで、是非いろんな人にVivo NEXを知ってもらえればと思っている。

 

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