Asus Zenfone 発表

ZenFone4 発表: 人気機種 ZenFone3の後継機は“暗雲漂う?“

ZenFone4が発表されて1ヶ月経ってますが、ZenFone4についての私の思うところを書いていきましょう。前機種のZenFone3(最安: 約3万円)は価格.comの人気スマホ・ランキングで未だに3位。正直、今現在でもなぜ3がそこまで人気なのかはわからないけれど、ZenFone4もロングセラーになるのかもしれないっと考えている人は多かもしれない。

 

単刀直入な感想“の前に”!!!!!

現在、このブログを書いている9月20日の時点で、価格.comで掲載されている値段が6万1284円、とんでもない高い値段で売られているけれど、これは何かの間違いだと、そう願いたい。絶対になにがあってもこの値段で買ってはいけない。なぜかというとAsusが発表したときの価格はUS$399 (約4万5千円)。個人輸入が可能なエクスパンシスでも5万100円なので、こんな6万もするものではございません。今回の記事は価格.comの値段ではなく、エクスパンシス価格の5万円の値段を基準に書いていきます。

ASUS公式サイトよりスクリーンショット: https://www.asus.com/jp/Phone/ZenFone-4-ZE554KL/Features/

単刀直入な感想

2017年のミッドレンジ・スマホとして構成はかなり豪華。カメラの構成は「標準レンズ (F1.8) + ワイドレンズ」デュアルレンズを採用し、チップセットの構成も「スナップドラゴン660 + 6GB RAM + 64GB (micro SD 2TBまで)」処理能力と容量も完璧。6GBもRAMいるか?っと感じるけれど、少ないより多い方が良い。ディスプレイも5.5インチのフルHDバッテリー3300 mAhと理想的。デュアル・オーディオ(ステレオという意味なのか?)とハイレゾにも対応。ソフトウェアも7.1.1と最新にアップデート済み。でも、なぜだろう、発表価格US$399 (約4万5千円)、エクスパンシスでの価格は約5万円中途半端に高い。本当に中途半端に高い。それでは、私の第一印象を書いてまいりましょう。

主なスペック表 参照元: https://www.asus.com/jp/Phone/ZenFone-4-ZE554KL/Tech-Specs/

画面サイズ 5.5インチ LCD IPS液晶(1920×1080)フルHD
チップセット Snapdragon 660
RAM(メモリ) 6 GB
容量 64 GB 外付けmicro SD可 (2TBまで)
カメラ 背面: ソニー製 1200万画素 F1.8 OIS (光学式手ぶれ補正) EIS(電子式手ぶれ補正)

ワイドレンズ 800万画素 (F値不明)

インカメラ 800万画素 (F値不明)

バッテリー 3300 mAh

 

良い点

標準レンズ + スーパーワイドレンズ

この「標準+スーパーワイド (以下: ワイドレンズ)」のレンズ構成は珍しい。この構成を採用しているのはLGくらい。このブログでいつも書いているけれど、写真・動画を撮る際にワイドレンズの使用頻度は思った以上に高い。その理由の一つに、人間が普段見ている景色は自分たちが思った以上に広範囲な景色を捉えていて、それが“普通”なのだけれど、カメラのレンズというのはもっと“視野が狭い”ので撮りたい写真が自分が見ている景色と一致しないことが多い。

実際に自分の目が見ている感覚に近いのがこのワイドレンズ。なので、私はiPhoneなどがこぞって採用している「標準 + 望遠」よりも「標準 + ワイド」の方が正しいと感じている。そしてZenFone4はワイドを採用したので、私は高評価を下している。

ただ最も気になるのはワイドレンズの出来。画質も気になるし、ワイドレンズは画角が広いぶん、画面中央からそれればそれる程、四隅が歪曲(わいきょく)していく。そういったクセにどうASUSが対応していくのかが気になる。

標準レンズはF1.8とかなり明るいレンズを採用。このレンズのパフォーマンスがどこまで向上しているのか期待はあがる。暗所の撮影もしやすくなるだろうと予想できる。

カメラについては、その他、光学式手ぶれ補正(OIS)や電子式手ぶれ補正(EIS)も搭載しているので、これらが他社のミッドレンジ・スマホとどれくらいの差を生むのかも見もの。

ミッドレンジ・スマホとしては最高峰のパフォーマンス

「スナップドラゴン660 + 6GB RAM + 64GB (micro SD 2TBまで)」の構成はミッドレンジ・スマホでは最高だと思う。6GBのRAMと容量64GBなんてフラッグシップ機並かそれ以上の構成。

スナップドラゴン660の性能について、これはおったまげる程すごい。まだ、確実な情報ではないけれど、なんとこの660、昨年のフラッグシップ機に搭載されたチップセットであるスナップドラゴン820や821にかなり肉薄している。そんじゃそこらのミッドレンジ用のチップセットではない。ソースはいくつかあったけれど、最も信頼できそうなのはAndroid Centralの記事でのAnTuTuのスコア。AnTuTuはスマホの性能を測る有名かつ信頼できるアプリ。

機種名 スコア
OPPO R11 (SD660) 118525
Lenovo Z2 Plus (SD820) 133341
Google Pixel XL (SD821) 132728
Xiaomi Mi 6 (SD835)  158292


参照記事 (英語): 
https://www.androidcentral.com/snapdragon-660SD =スナップドラゴン という意味

上のスコアのスナップドラゴン660搭載機種はOPPO R11という機種で、ZenFone4ではないけれど、処理能力の性能差は大きく変わらないと思う。この数値を基に比較すると、若干820、821に劣る程度。さすがに、現時点で最高性能の835とは差があるけれど、660がここまで高性能とは知らなかった。

ZenFone4はスペック的には昨年のフラッグシップ機並の処理能力が備わっているといえる。これには驚き。

その他、良い点

バッテリー容量は3300mAh5.5インチのフルHD・ディスプレイバッテリーの持続時間を考えれば理想的な構成。急速充電にも対応。解像度もフルHDで良い。OSも7.1.1にアップデートされているので悪くはない。

残念な点

良いスマホではある、けれど中途半端に高い

ASUSの発表価格はUS$399 (約4万5千円)。個人輸入が可能なエクスパンシスでも5万100円、送料+消費税、すべて込みで計算すると約5万4千円価格.comの6万1284円はボッタクリ価格。日本でアメリカ価格の$399(約4万5千円)で購入できるとは思えないので、現実的にはエクスパンシスの販売価格である5万〜5.5万円が実売価格になりそう。そしてこの値段がなんというか、本っ当に中途半端な値段

なぜ中途半端なのかというと、例えばもし実売価格が5万円(税抜)で仮定すると、あと1万円足せばiPhone 7の最安モデル(6万1800円税抜)が買えてしまう。もしくは、以前紹介したLG V20 (LG V20 レビュー: 2017年8月時点で最良のコスパ)がエクスパンシスで全て込みで約4.4万円。V20は昨年フラッグシップ機で、ZenFoneより5千円も安く、それでいて総合的にはV20の方がずっと性能が良い。その他、Huawei Mate9やLG G6、OnePlus 5など、5千円〜1万円お金を足せば今年のフラッグシップ機も買えてしまう。

つまり5〜5.5万円という価格は、ちょっとお金を足せばiPhone7やその他のフラッグシップ機が買えてしまう値段であり、5万円以下であるなら、昨年のフラッグシップ機がそれよりも安く買えてしまう。という何とも中途半端な価格。そして、私なら1万円多めに出してでも、iPhone7やその他のアンドロイド・フラッグシップ機を購入するようおすすめします。

まとめ

ミッドレンジ・スマホとして現時点でZenFone4は間違いなく最高の性能を誇っている。それは約束できる。「標準 + ワイド」のデュアル・レンズを搭載し、より使い勝手のの良いスーパーワイド・レンズを採用したのは高評価だし、「スナップドラゴン660 + RAM 6GB + 容量64GB (micro SD 2TB)」という構成は昨年のフラッグシップ機並の処理能力があり、最早ミッドレンジなのかと疑問を呈するほどパワーのあるスマホ。そしてバッテリー3300mAhに5.5インチのフルHDディスプレイ。その他、デュアル・スピーカーやハイレゾ対応なども良い。

そう、何もかも理想的なんだけれど、一つ大きな問題点が。それは前々からこのブログで書いている、“ミッドレンジ・スマホは価格と性能のすり合わせが難しい”という点。価格.comでは6万1284円というありえないほど高額な値段。ASUSの発表価格はUS$399 (約4万5千円)エクスパンシスで個人輸入するとすべて込みで約5万4千円。なんとも中途半端な価格で、あと1万円出せばiPhone 7が買えてしまったり、アンドロイド・フラッグシップ機が買える値段。私なら他の選択肢へ逃げていくでしょう。

ということで、すべてはこの値段につきる。ミッドレンジ・スマホは性能と価格のすり合わせが最重要、ZenFone4はそれに失敗した例になるかもしれない。

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