デイリー News

VIVO Apex:大注目のコンセプト・スマホ in MWC

本日のピックアップは「VIVO Apex (ヴィヴォ エイペックス)」。今回、バルセロナで開かれている世界的スマホ見本市であるモバイル・ワールド・コングレス(MWC)で最も注目を集めているスマホの一つといって良いでしょう。

このApex(エイペックス)という端末はコンセプト・スマホという扱いなので、これが実際に製品として販売される訳ではない。車のオートショーとかでおなじみのコンセプト・カーと同様のモノと考えて頂いていいと思う。

Apexが打ち出した新しいコンセプトはスマホ界が今一番注目している「完全ベゼルレス化」。しかもそれが今後1年〜2年以内に実現しそうなわくわくするスマホをこのMWCで発表したのだから私も含め世の中のスマホマニアは興奮しているのだ。それではVIVO Apexについて簡単に紹介してみたい。

アイキャッチはVIVO公式サイトよりスクリーンキャプチャ:http://www.vivo.com/en/about-vivo/news/apex2018

 

 

そもそもVIVOって何!?会社?ブランド?

そう思う人も多いだろう。VIVOは中国・広東省東莞(どんがん)市に本社を置く世界的なスマホ・メーカーで2017年の世界シェアは第5位。親会社はBBKエレクトロニクス・グループという超巨大企業。このBBKはVIVOの以外にもOPPO(世界シェア4位)も傘下に収めている。ちなみにOPPOは日本のスマホ市場に今年2018年から参入する予定である。このブログで取り上げているOnePlusというスマホがあるけれど、OnePlusはOPPOの子会社である。つまりVIVOはこのBBKグループの一翼を担う大企業といえる。

VIVOは中国国内や新興国向けにスマホを販売しており、特に若い世代に人気があるそうで、それがかなりの成功をおさめていると言っていい。個人的にはサムスンやアップルなどのトップ企業と比べるとワンランクもツーランクも下の企業と思っていたけれど、1月の上旬のラスベガスで開かれた家電製品の世界最大の見本市であるCESでディスプレイ上で指紋認証が可能なコンセプト・スマホを発表して以来、注目を集めており、今回のMWCでこのApexを発表してからその注目度はかなり増したといえる。

完全ベゼルレス化の将来はそう遠くない

まずは、VIVOの公式動画をどうぞ

 

コンセプト・スマホなのでスクリーン対ボディ比はわからないのだけれど、VIVO曰く「上と左右のベゼルは1.8mm」とのこと。そして「下のベゼルは4.3mm」というベゼル幅に。もう少しでスクリーン≒ボディという具合だ。

VIVO曰く、下のベゼルを4.3mmから1.8mmまで狭めることができれば、スクリーン対ボディ比はなんと98%を超えるのだそう。もうここまでくれば完全ベゼルレスといって良いだろう。有機ELパネルの技術により、こういったことが可能なのだそう。私はそのスクリーン対ボディ比98%を早く、いち早く見たい人間の一人。

インカメラはどこへ?

と疑問をもった人も多いだろう。下の動画をどうぞ。

「Vivo Apex Concept Phone Hands-on from MWC 2018」

 

インカメラはボディ内に収納されている。カメラアプリで、インカメラをタップすると「ピューッ」と上がってくるという(所要時間:0.8秒)、なんとも単純な仕組みになっている。単純だけれど、私は画期的なアイデアだと思う。

個人的にはこの単純さは重要だと思っている。その理由としては完全ベゼルレス化に向けて「一時的ではあるけれど、かなり具体的で実現性のある解決策」であると思えるから。

ついこの前ヤフーの記事かどこかで、「アップルがLGのディスプレイを製造する子会社に、インカメラをディスプレイの下に内蔵してディスプレイ越しにインカメラを使用できるディスプレイを開発するために巨額の投資をしている」という記事を読んだけれど、こういった技術は開発に時間と莫大な費用がかかる。

もしアップルとLGがこの技術を開発し、これが世に出て、しかもフラッグシップ機に搭載できるくらいの価格にまで大量生産できるようになるまでは多少なりとも時間がかかる。そういう訳で、こういった革新的な技術が実際にフラッグシップ機に搭載されるまではこの「単純で画期的な収納型のインカメラ」は良いアイデアだと思う。

より進化した指紋認証ディスプレイ

VIVO公式動画

 

 

1月の初旬に開催されたCESでは、上の動画のようにディスプレイ下の中央部分だけ指紋が読み取れるようになっていたけれど、今回のApexは下の動画のように、画面の約3分の1ほどの範囲で指紋が読み取れる。これはすごい技術の進化だと思う。私の邪推で申し訳ないが、VIVOは敢えて、CESでは「ちょい出し」だけしておいて、MWCで「ここぞとばかりに最新の技術」を送り出してきたのかなとも思える。

「Vivo Apex Concept Phone Hands-on from MWC 2018」

 

 

動画を見てもらえただろうか。すごい技術だ。っと思う人も多いだろう。Apexは親指だけでなく複数の指の指紋を登録することが可能。2本の指で同時に認証しないとロック解除ができないようにセキュリティを向上させることも可能になっている。

若干のタイムラグはあるけれど、これは気にする必要はない

物理ボタンの指紋認証に比べて、ディスプレイ型の指紋認証は0.7秒とロック解除に時間がかかる指も若干強めに画面を押すような感覚がいるらしい。しかしながらこういったタイムラグや使用感という問題を解決するのは時間の問題だと思う。

実際に、ディスプレイ指紋認証を搭載したスマホが発売される頃には解決されていると思うので、私はあまり気にしていない。そんなことよりもこのディスプレイ指紋認証の技術が確立されてしまえば、フェイス・アンロックなど必要なくなってくると思う。

フェイス・アンロックが必要なければ、より安く完全ベゼルレス化できると思うので、早くこの技術が進化してほしい。

スクリーンを使ったオーディオ

このスマホには電話口のスピーカーがない。受話口ってどこ?っとわからない方へ。受話口=電話を耳に当てる部分

VIVO曰く“Screen SoundCasting Technology”(スクリーン・サウンド・キャスティング・テクノロジー)という技術で解決。まあなんとなくですが意味はわかりますね。スクリーンの画面を使って音を出すということで、これはXiaomi(シャオミー)の端末でも似たようなことをしていたと記憶している。

この技術で、電話口がなくても相手の声を聞き取れるらしい。

ステレオ・スピーカーは底面に

底面にはステレオ・スピーカーも搭載しているので、オーディオには技術的な問題は少ないと考えられる。もし、スクリーンを使って高音質のオーディオを作り出せる時代がくれば、いずれはこういったスピーカーでさへもいらない時代がくるのだろうか。。。っまこの話はかなり先になりそうだけれど。

イヤホン・ジャックが健在

こんな未来志向のコンセプト・スマホでもイヤホン・ジャックが廃止されていないことに非常に驚いた。イヤホン・ジャックを取り除こうとすれば簡単にそうできたハズだ。でもそうしなかったVIVO。VIVOはイヤホン・ジャックを今後も残し続けるという方針なのだろうか。是非そうであってほしい。

私の感想まとめ

VIVO Apexはコンセプト・スマホではあるけれど、未来のスマホのあり方を垣間見た感じがする。そして私は「こんなスマホがあってほしい」と正直に思った。

やっぱり、スマホの前面ボディがディスプレイという完全ベゼルレス化したスマホを持ってみたいと思うし、ディスプレイ指紋認証も絶対に便利な機能になると思う。

それがもうすぐ商品となって世に送り出されると思うとスマホ・マニアとしては本当にワクワクさせられるコンセプト機を見れたのだと思う。

関連記事

  1. デイリー News

    ZTE Blade V9 高級感のある格安スマホ:MWCにて発表

    本日はバルセロナで行われていたスマホの世界的見本市であるモバイル・ワー…

  2. デイリー News

    世界販売台数が下落・Huawei P20(P11)リーク画像

    本日のピックアップは「スマートフォンの世界販売台数、初めて対前年四半期…

  3. デイリー News

    Oppo R15 Proのコスパが非常に悪い件について:R15 Neoは「コスパ、まあまあ」ではある…

    今年から日本市場に参入してきたOppoが日本人ユーチューバーに「R15…

  4. うわさ

    アップル3月27日に廉価版iPad発表か?:その他、13インチMacBookなどの噂も

    本日のピックアップは3月27日に行われる「アップルの教育機関向けのイベ…

  5. うわさ

    Moto G6 Plus リーク情報:公式発表は4月19日ブラジル・サンパウロにて

    本日のピックアップはモトローラから4月19日に発表される「Moto G…

  6. うわさ

    Huawei P20 リーク情報まとめ:公式発表は3月27日

    本日のピックアップは「Huawei P20のリーク情報のまとめ」。よう…

最近の記事

特集記事

  1. ベスト・スマホ:2017年下半期 〜 2018年上半期のスマ…
  2. 3.5万円以下(2018年6月)で買えるコスパ最高の新品スマ…
  3. 必読:私が行っているアンドロイド・スマホ用 セキュリティ対策…
  4. ベスト・スマホ 2017:カテゴリー別に最良のスマホを選出
  1. LG 発表

    LG G7 One を発表 日本発売も期待:LG初のアンドロイドone OSを採…
  2. Huawei 発表

    Huawei P10 発表&感想
  3. SONY Xperia 発表

    Xperia XZ2 Premium 発表:ソニー初のデュアルレンズ・カメラに4…
  4. Huawei

    nova lite 2 (Huawei) レビュー:コスパ最高クラスのミドルレン…
  5. デイリー News

    必読:私が行っているアンドロイド・スマホ用 セキュリティ対策 <今から全て無料で…
PAGE TOP