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ZTE Blade V9 高級感のある格安スマホ:MWCにて発表

本日はバルセロナで行われていたスマホの世界的見本市であるモバイル・ワールド・コングレス(MWC)で発表された「ZTE Blade V9」について簡単に紹介 & 私なりの感想を書いていきたいと思う。

ZTEのBlade Vシリーズは価格帯でいうとライトユーザー向け(エントリー・クラス)に作られており、前機種のV8の価格は現在1万9540円(価格.comより)。今回紹介するV9は300USドル以下で販売されるといわれているので、おそらく日本で販売する場合は3万円はいかないと予想している。

アイキャッチはZTEグローバル公式サイトよりスクリーンキャプチャ:http://www.ztedevice.com/product/smart-phone/blade-v9

 

 

ZTEって?会社の名前?

そう思う人も多いだろう。私のブログでもZTEをメインに据えて書くのは初めてだと思う。ZTEはスマートフォン世界シェア第8位の巨大企業。本社は中国・深セン市(香港のすぐ近く)にあり、日本法人は2005年に設立されており、私たちが知らないだけで、ドコモやソフトバンクから製品を出している。

私のイメージとしては先日紹介したVIVOと同様に中華スマホのひとつで、アップルやサムスンなどと比べるとワンランクもツーランクも下の企業として見ていたけれど、2016年にAxon 7というスマホを出したあたりから少し気になっている企業。少しずつ実力をつけてきているし、日本法人もかなり前から存在するので、日本のスマホ市場に本格参戦してくる可能性もあるので、おもしろい企業になると思う。

格安スマホ向けとは思えないデザイン性

ZTEグローバル公式サイトよりスクリーンキャプチャ:http://www.ztedevice.com/product/smart-phone/blade-v9

背面ガラス張り・デザイン

ZTE曰く“オーロラ・ガラス”というガラスを使用しており高級感を出している。格安スマホなので、他社のフラッグシップ機で採用されているゴリラガラス5のような強化ガラスではないと考えられるので、強度についてはわからない。

どこまで強度があるかはわからないけれど、デザイン性としては非常に良い線をいっていると私は思っている。格安スマホとは思えないカッコイイ & ファッション性の高いデザインだと思う。

このブログを読んでいる方ならご存知だと思うが私はスマホに対してそれほどデザイン性は重視していないけれど、デザイン性もスマホには重要という人でも満足できると思う。

18:9のディスプレイ・アスペクト比

昨年から主流になりつつある縦横の比率「18:9 」を採用。格安スマホにも関わらずこの比率を採用したことには非常に驚いている。18:9は基本的にベゼルレス・デザインを採用したフラッグシップ機ばかりで、格安スマホが導入するにはまだコストもかかるのだろうと予想していた。もうすでにこの比率で搭載できるということは今後は18:9が確実に主流になると思われる。

そこそこのベゼルレス化

ギャラクシーS9やHuawei Mate10 Pro、LG V30といった一流のフラッグシップ機ほどとまではいえないものの、この価格帯でさへもベゼルレス化しているのは素晴らしい点。スクリーン対ボディ比は78.4%にまで及んでいる(GSMArenaより)。格安スマホとしては十分にベゼルレス化できていると思う。

素のアンドロイドに近いUI & オレオ8.1というアップデート

やっぱり素のアンドロイドが一番

Blade V9のUIは素のアンドロイドに近いので非常にシンプルで不要なアプリが少なく、独自のカスタマイズもあまり施されていない。ZTEはこれを「Stock Plus」と呼ぶ。私はストック・アンドロイド(素のアンドロイド)派なのでこの姿勢を非常に評価しているし、多くのアンドロイド・ユーザーやマニア層はみんなストック・アンドロイドが好き。

ストック・アンドロイド(または素のアンドロイド)とは、アンドロイドOSに必要最低限のアプリしか入っていない状態のOSで、主にグーグルから販売される端末であるPixel(ピクセル)シリーズやかつてのNexus(ネクサス)シリーズのOSがストック・アンドロイドといわれる。

オレオ8.1

正直、かなりビックリしている。いくら素のアンドロイドに近いUIといえども、8.1とは現時点では最新バージョンで非常にアップデートが早い。私はOSのアップデートを気にする人間なのでこれは好印象。

 

チップセットの構成 & 容量

スナップドラゴン450 & 3GB 又は 4GB RAM

まずRAMには3GB版と4GB版が存在する。これは日本で販売されるバージョンにもよるので、その時になってみないと、RAMの大きさはわからない。もちろん、4GBの方が処理能力は良くなるけれど価格も上がるのは当たり前。

スナップドラゴン450が示しているように、この端末はライトユーザー(エントリー)向けのスマホ。

スナップドラゴンの性能識別番号
800番台 最上位
600番台 ミドル・クラス
400番台 エントリー・クラス

スナップドラゴンは上記のように始めの番号をみればCPUの処理能力がわかるようになっている。ちなみに200番台もあるけれど、200番台のスナップドラゴンは処理能力が“ショボすぎる”ので私は絶対にオススメしない。

Blade V9はスナップドラゴン450なので、これはエントリー・クラスの処理能力。このスマホで何でもスムーズにサクサク動く訳ではない。けれど、最低限の使用、例えばクロームで検索、フェイスブックやインスタ、写真や動画の撮影などであれば問題ない。3Dゲームをしたい人には向かないし、そういったゲームをしたい人は常にフラッグシップ機を買うべき。

V9は見た目はエントリー・クラスに見えない端末ではあるけれど、中身はエントリー・クラス仕様ということは頭に入れておかねばならない。

容量32GB 又は 64GB & micro SD

RAMの構成と同じように、32GB版と64GB版を用意するそう。日本で発売されるのはどちらのモデルになるのかはわからない。ライトユーザー向けなので32GBでも十分な容量といえるし、micro SDカードが挿せるので、不満など出るハズがない。

バッテリー3200mAh は十二分な容量

5.7インチでフルHD+の解像度のディスプレイを考えると相応のバッテリー容量だと思う。エントリー・クラスということを考慮すれば十分に必要なバッテリー容量は搭載している。

これは私の勝手な予想ではあるけれど、ストック・アンドロイドに近いUIとスナップドラゴン450の構成であれば、バッテリーの駆動時間はかなり長く伸びるのではと予想しております。

ディスプレイはスペックだけで見れば文句なし

ZTEグローバル公式サイトよりスクリーンキャプチャ:http://www.ztedevice.com/product/smart-phone/blade-v9

5.7インチ・ディスプレイ

まず、格安スマホというエントリー・クラス向けのスマホにも関わらず、5.7インチもあるディスプレイを採用してくるあたりが単純に凄い。ZTEはこのシリーズに力を入れているというのがわかる。

フルHD+の解像度

フルHDでも十分なのに、フルHD+のディスプレイ。もう言葉がでない。もちろん、これは数字上の見解なので、実際にはどこまで液晶パネルがキレイなのかはわからないけれど、格安スマホであれば納得できるだろう。

18:9 のアスペクト比

これはもうスマホの主流になる縦と横の比率になるのは間違いないけれど、格安スマホであるV9がこのトレンドに乗っかってくるのは素晴らしい。

デュアル・レンズにも注力

メインカメラ:1600万画素 (F1.8)

F1.8とは驚いた。エントリー・クラスであればF値は大抵2.0以上と思っていた。ただし、これも数字上はということではあるけれど、F1.8ということは他社のエントリー機よりもかなり明るいレンズであるので同クラスの他のスマホよりもパフォーマンスは上回ると思う。

サブカメラ:500万画素

F値は不明だが、サブカメラはより多くの光を取り入れるためと被写界深度の計測に使われるのだそう。それプラス、暗所時の撮影にも好影響を与えるそう。

顔認証ロック解除 & 指紋認証ボタン

顔認証ロック解除までついているなんて驚くしかない。どれほど精度が高く、素早くロック解除できるのかまではわからないけれど、マーケットに送り出してくるということは最低限のクオリティはあるのだと推測している。格安スマホなのに顔認証ロック解除ができるなんて思ってもみなかった。

指紋認証ボタンは背面の“ちゃんとした位置”にボタンを置いているので何の問題もない。指紋認証の位置は背面派の私としては、これは正しい選択といえる。

私の勝手な感想まとめ

この端末が欲しいか?買うのか?と聞かれれば答えはNoだといえる。理由は簡単で、私のようなスマホ・マニア層向けの端末ではないから。

でも、どう評価するのかと聞かれたら、「十分に魅力的なスマホ」といえる。特にデザイン性だけでいえば、フラッグシップ機と引けを取らないくらい洗練されているし、背面に指紋認証ボタンもついている、顔認証ロック解除もある、ベゼルレス化も進んでいる、イヤホン・ジャックもついているし、フルHD+の5.7インチ・ディスプレイカメラもF1.8のメインレンズも注目している。おまけにOSは最新のオレオ8.1でUIもストック・アンドロイドに近い

これ以上の端末をエントリー・クラスに求めるのは間違っているだろう。昨年まではZTEにあまり注目していなかったけれど、今年はZTEに少し目を向けてみるのも悪くないと思う。

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