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VIVO Apex 年内に製品化へ(公式):2018年中頃から量産化か

本日のピックアップは「VIVO Apexが年内に製造開始予定」とそれに関する私の感想を。この情報はVIVO(ヴィヴォ)が公式に発表したものなので期待して良いでしょう。よりApexについて詳しく知りたい方はこちらを「VIVO Apex:大注目のコンセプト・スマホ in MWC

アイキャッチはVIVO公式サイトよりスクリーンキャプチャ:http://www.vivo.com/en/about-vivo/news/apex2018

 

そもそもVIVOって?

VIVOは中国・広東省東莞(どんがん)市に本社を置く世界的なスマホ・メーカーで2017年の世界シェアは第5位BBKエレクトロニクス・グループという超巨大企業の傘下。VIVOは中国国内や新興国向けにスマホを販売しており、特に若い世代に人気があるそうで、それがかなりの成功をおさめていると言っていい。

Apexについて簡潔なまとめ

まずはVIVOの公式動画をどうぞ。

 

3月1日に閉幕した、バルセロナで行われたスマホ見本市である「モバイル・ワールド・コングレス (MWC)」にて、このApex(エイペックス)という端末はコンセプト・スマホという扱いで発表された。

前面の91%がスクリーンで占められ、まさに未来的なデザインを感じさせ、世界のスマホ・マニア層の注目が一気にこのApexに集まった。

注目されたのはこのベゼルレス・デザインだけではなく、ディスプレイ上で指紋認証ロック解除が可能な技術を更に向上させ、画面の半分(実際には3分の1くらい)を指紋認証として活用しロックを解除することが可能になった。正確を期するために書いておくけれど、VIVOは「In-Display Fingerprint Scanning Technology」読んでいる。

「インカメラはスマホの中に収納」され、セルフィーを撮るためにインカメラをONにすると、本体から「ピューッと」上がってくる(所要時間0.8秒)。

受話口(電話の際に耳に当たる部分)がないため、“Screen SoundCasting Technology”(スクリーン・サウンド・キャスティング・テクノロジー)という技術を用い、スクリーンの画面を使って音を出すということで受話口がなくても相手も音声を聞き取れる。

そして、現在の技術で極限にまでベゼルレス化しているのにも関わらず、イヤホン・ジャックを残しているのも話題になった。

VIVO Apexはその未来を感じさせる先進的なデザイン性と最先端の技術をうまく組み合わせた、今までにない感覚のスマートフォンをコンセプトモデルという形で我々に見せてくれたといっていい。そのモデルがMWCの開催中で非常に評判が良かったこともあり、この度VIVOが正式に年内中(2018の中頃)には量産する予定であると発表した。というのが今回の事の経緯といえる。

うわさでは、もしかすると年内に発表&発売の可能性もあると報じられており、ますますVIVOの注目は集まると思われる。しかしながら、VIVOは基本的には中国国内やインドなどのアジアの新興国市場でしか販売を行っていないので、このVIVO Apexが日本国内で販売される可能性は低いと思っている。

Apexの生産開始に対する私の期待と不安

期待1:91%以上のベゼルレス化への単純なワクワク

幼稚な書き方で申し訳ないけれど、私はApexに関する様々な動画を見たときに、これは本当にすごいスマホになるのかもしれない。と直感的に感じた

ベゼルレス化というのはスマホが最初という訳ではなく、私の思いつく限りでは、テレビから始まったように思える。思い出せないけれど、5、6年くらい前だろうか、その時期くらいから、液晶テレビのベゼルをサムスンやLGがどんどん狭くしていった記憶がある。

スマホにおいてはいつからだろうか、おそらくかつてのシャープが2014年「AQUOS Crystal 305SH」で見せたベゼルレス化から始まったのか、2016年Xiaomi Mi Mixからこの流れが確実に起きたと思っている。そして2017年にはベゼルというものが邪魔者として扱われ始めた。その理由としては

①スマホはディスプレイ上でのみ操作をしている = ベゼルは不要な要素 という考え
②本体サイズが自動的に小さくなる = 携帯し易い

という具合だ。

そして、ここにきてVIVOというスマホ新興企業が、91%というスクリーン対ボディ比のコンセプトモデルを出し、更には、上下左右のベゼルを1.8mm以内にすることが近い将来可能になれば、最高で98%以上もの数値に達するといわれている。

どんな設計であれ、ほぼ完全ベゼルレス化がもうすぐそこまで迫っている、少なくともスクリーン対ボディ比が90%以上もあるスマホが今年中には見ることができるかもしれない。私は、なぜだかわからないけれど、ベゼルレス・デザインに非常に魅了されている一人だと思う。

もちろん、ベゼルレスになるにつれ、耐久性への問題が浮上しているのは理解している。例えば、昨年のギャラクシーS8はベゼルレス化したけれど、耐衝撃性には不安が残る端末であった。しかも、もし破損した場合は修理に高額な費用が必要と必ずしもメリットばかりではないことも理解している。

そういったデメリットも踏まえてもなお、私はベゼルレス化へ突き進んでいってほしいと思っている。そしてそれに今一番近いと思われているのがVIVO Apexなのだといえる。

期待2:ディスプレイ上で指紋認証ロック解除

Android Central より画像をスクリーンキャプチャ:https://www.androidcentral.com/vivo-apex-confirmed-public-release-production-begin-mid-2018

Apexはこのまま製品化されれば、ディスプレイの約半分(実際には3分の1程度)を使って指紋認証&ロック解除が可能となる。これは、もうただ便利であると断言できる。

現状では、指紋認証の物理ボタン版に比べればその認証スピードは遅いけれど、これは1年以内には高速化するだろうと思うし、現状でも「それ程遅すぎる訳ではない」ので私はあまり心配していない。

今後は、スピードだけでなく濡れた指でも正確に反応できるか、油分の少ない指でも反応できるかなど、いろいろと改善は必要にはなるだろう。

期待3:イヤホン・ジャックの存在

Apexに関しては「イヤホン・ジャックが存在」する。コンセプトモデルにも関わらずVIVOはこれを廃止しなかった。ここまでベゼルレス化したデザインであっても、イヤホン・ジャックを採用することは構造上可能ということで私は非常に喜ばしいとことだと思っている。

不安1:インカメラの耐久性

インカメラはボディ内に収納されている(下の画像を参照)。このコンセプトは非常に画期的であり、完全ベゼルレス化へ向け現実的な解決策だと思っている。

Android Central より画像をスクリーンキャプチャ:https://www.androidcentral.com/vivo-apex-confirmed-public-release-production-begin-mid-2018

ただし、このインカメラ収納が構造上どこまで耐久性があるのかはわからないし、VIVOはこのインカメラが落下などの衝撃に耐え、故障しづらい設計にできるのかというのが気になる。

インカメラが起動した状態、つまり“ニョキッと”出っ張った状態で落下し、故障してしまうというのは自己責任ではあると思うけれど、インカメラが収納されたままの状態で落としてしまい、その衝撃により、インカメラが飛び出てこず使用できない。ということは考えられるので、インカメラの耐衝撃性が心配

耐久性とは関係ないのだが、実はこのインカメラをボディ内へという考えはEssential (エッセンシャル)という、これまた新しいスマホ企業が特許を取得してるので、VIVOはこの企業とも特許について当然ながら交渉していることであろう。

不安2:スマホとしての本来のパフォーマンス

Apexのコンセプトは賞賛に値するし、私も両手を上げて大歓迎ではあるけれど、VIVOのスマホとしての能力を私を含め多くの人は把握していないと思う。

どういう意味かというと、サムスンやアップル、グーグルのPixelといったように、一流のスマホ・メーカーと比較して総合的なパフォーマンス:カメラ性能、スピーカー、などが彼らの領域にまで踏み込めるとは正直思えない

チップセットやストレージ容量は「スナップドラゴン845 & RAM 6〜8GB & 64GB以上」を載せておけば簡単に処理能力や容量は解決できる。しかし、カメラのパフォーマンスなどはそうはいかない。ユーザー(特にマニア層)はカメラのパフォーマンスにうるさい。ここで躓くと、コンセプトは良いけれど、総合的なパフォーマンスと価格を考えれば、今はアップルやサムスンの方が良いとなってしまう。

私のブログでもしょっちゅう「デザイン性よりも中身と価格が重要」と言っているので、いくらベゼルレス化やディスプレイ上での指紋認証など、新しい技術をもってきても、スマホとしての主要な機能で十分満足させるパフォーマンスが備わってなければ、ユーザーは落胆するだろう。

不安3:販売国数の少なさ

VIVOのマーケットは中国、インド、スリランカ、台湾、香港、マカオ、その他南アジア圏。その多くが新興国であり先進国といえるのは香港、台湾、マカオくらいだろう。

せっかく、このApexを発売までこぎつけても、先進国であるアメリカ、西ヨーロッパ、日本では公式では手に入れられないだろう。

まとめ

以上がApexに関する私の意見になる。上で述べたような不安な点(インカメラの耐久性・スマホの総合的な性能・販売国)はあるにはある。

それでも、マニア層は91%以上にもなるスクリーン対ボディ比やディスプレイ・指紋認証ロック解除は多くのマニア層が待ち望んでいる機能なので、デメリットを払拭してまでもこのApexの素晴らしいコンセプトを是非とも製品化して欲しいと思っている。

Apexについて詳しく知りたい方はこちらを「VIVO Apex:大注目のコンセプト・スマホ in MWC

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