Google Pixel

【 Google Pixel 3 レビュー 】写真撮影は2018年のスマホではナンバーワンか? 純アンドロイド体験を日本のユーザーへ

「Google Pixel 3」をレビュー (Pixel 3XLではありません)。久しく日本市場から遠ざかっていたグーグル・スマホが遂にカムバック。Pixel 3の特徴はスマホ界ナンバーワンといわれるカメラ性能と、「純アンドロイド体験」である。それでは詳しくレビューといきましょう。

アイキャッチ画像、記事内画像はグーグルストア公式サイトよりスクリーンキャプチャ:https://store.google.com/jp/product/pixel_3

発表時の記事は↓

主なスペック & 価格

チップ スナップドラゴン 845
RAM 4 GB
容量 64 / 128GB
画面 P-OLED 5.5 インチ
解像度:2160 x 1080 (443ppi)
スクリーン対ボディ比:77.2%
HDR
カメラ 背面:
1220万画素 F1.8 1.4μm
光学式手ぶれ補正 (OIS)
電子式手ぶれ補正 (EIS)
インカメラ:
メイン 800万画素 F1.8
広角 800万画素 F2.2
バッテリー 2915mAh
OS パイ 9.0
その他 ワイヤレス充電
防塵防水 IP68
価格
(税込)
 64GB   → 9万5000円
128GB → 10万7000円

 

単刀直入な感想

Pixel 3 はグーグルが直接製造するスマホであり、OSとハードをグーグル1社で担っていることから、「アンドロイド界のiPhone」とも呼ばれている。

Pixel 3のカメラ性能はスマホ・カメラでは1、2を争うほどのパフォーマンスで、写真に関してはベストだと思っているし、追従フォーカス、夜景モード(Nightsight)、トップショットという新しい機能はとにかく便利で使い勝手が良い。動画も色味や手ぶれ補正に関しては申し分ないのだが、マイクの録音が非常に悪いのが残念でならない。

追記:1月のアップデートにより、マイクの録音性能が大幅に改善。ビデオ録画には何の不満もなくなった。

OSに関してはグーグルが直接管理しているので、常に最新のアップデートが受けられる。その点はアンドロイド・スマホではベストな点なのだが、パイ (9.0)の完成度が、昨年までのオレオに比べるとがあまり良くない。恐らくアップデートにより完成度を上げていくことになるだろう。

あと、スピーカー性能は非常に優秀で、フロント・ステレオ・スピーカーによる動画視聴はとても満足度が高い。その他、Googleフォトの無制限利用や、FeliCa対応により「おサイフケータイ」の利用ができる。特におサイフケータイへの対応はグーグルが日本市場に対しPixel 3を真剣に導入してきた意気込みを伺(うかが)える。

ただ、残念な点もいくつかあり、カメラのところでも述べたようにマイクの品質がかなり悪い点や、 (マイクの問題はアップデートにより改善)、OSの完成度もまだまだイマイチな点。それらに加え、RAMが4GBしかないというのも長期での使用を考えれば物足りないと感じる。

バッテリーライフとディスプレイに関しては、良くもなく悪くもないといった具合である。

価格 (税込)

64GB   → 9万5000円
128GB → 10万7000円

個人的には64GB版でも問題ないと思う。その理由はGoogleフォトが無制限で使えるため、写真や動画はクラウドで保存すれば良いので、64GBでも容量がいっぱいになるとは考えにくい。もしローカルにも容量を多く保存したいのであれば128GBでも良いけれど、そうなると価格が10.7万円にもなるのでコスパ的には良いとは思えない。

64GBで9.5万円というのは決してコスパの良い価格ではないので、なんともいえない価格設定ではあるが、むやみに高いとまではいえない。

Pixel 3 は非常に素晴らしいスマホである。実際のところ2018年のフラッグシップ・スマホとしては私が最も期待していたスマホである。しかしかなり期待していただけに、「少し残念」な感じがしないまでもない。もしかすると私は期待しすぎていたのかもしれない。

それでは「良い点、及第点、残念な点」について詳しく見てまいりたい。

 

 

 

良い点

カメラ性能

メイン 1200万画素 F1.8光学式手ぶれ補正 (OIS) 電子式手ぶれ補正(EIS)
インカメラ メイン:800万画素 F1.8 広角:800万画素 F2.2

比較動画

いつも通り、比較動画(英語)を見てまいりましょう。(私にはこんな動画を作ることは不可能なので)

iPhone XR vs Pixel 3

 

Pixel 3 vs Note 9 vs XS Max

 

トップショット

「トップショット」機能 (シャッターを切る前後の写真を自動的に10枚以上撮り、そこからスマホ側がオススメの写真を数枚教えてくれる)は本当に優秀で便利。この機能のお陰で「笑顔の写真を超がつくほど簡単に撮影」できたりする。

トップショットは、グループでの背面カメラでの写真や自撮り時に役立つだけでなく、特に小さい子の「ふっと笑った自然な笑顔」をうまく撮影することが容易になったと思う。

 

夜景モード (Night Sight)

「夜景モード (Night Sight)」も素晴らしいの一言に尽きる。このモード自体は「Huaweiの夜間モード(Night Mode)」の後追いのような機能なので真新しいという訳ではないけれど、その出来栄えは先駆者のHuaweiよりも優れているのではないかとも思える。

夜景モードが100%良い結果にでる訳ではないけれど、うまくハマれば芸術的な写真を撮ることができる。

 

カメラ総評

歴代のPixelはシングル・レンズであり、今回のPixel 3も同様である。そして相変わらず抜群の描写力だと思う。写真に関しては恐らく2018年のスマホでは「ベスト」ではないかと思う。ダイナミックレンジの良さ、自然な色味でありながら程よい彩度は他のスマホよりも頭1つ以上は抜きん出ている。

Pixel 3にはこれまでのPixelシリーズ同様「マニュアル・モードがない」けれど、マニュアルで設定をしなくてもオートで撮るだけで、スマホ・ナンバーワンの写真を作り上げるので大半のユーザーが不満を感じる余地は全くないといえる。

(個人的にはマニュアル・モードでISO感度、シャッタースピード、ホワイトバランスを調節したいけれど・・・私のようなユーザーはマイノリティであると思う。)

トップショットと夜景モードは非常に優秀で、機能としてはなくてはならない存在になりつつある。超解像ズームは「良好」といった具合で、上の2つの機能ほどの驚きはない。しかしながら、シングル・レンズということで、本来ならば望遠面で「劣るところを、なんとか競争力を保っている」というレベルにまでは引き上げている。

「ポートレート」は「人・モノ」両方に対応し「十分にボケ味」を出すことが可能。

動画は「画質、色味、手ぶれ補正」に関しては2018年のスマホではベストではないかと思う。しかし、カメラ部門での唯一であり最大の汚点は「マイク録音」で、Pixel 3の価格を考えれば「あり得ないほど低レベルのクオリティー」といえる。

追記マイク録音のクオリティーは1月のソフトウェア・アップデートにより大幅に改善し、今は何の問題もない

なぜここまでヒドい録音になるのかはわからないし、これが「ハードによるものか、ソフトによるものか」はわからないけれど、現時点では取り敢えず「全くダメ」だと断言したい。録音以外は今年でたスマホの中で1、2を争うほどの動画を撮ることが可能であるので、本当に「玉に瑕(きず)」という表現がぴったりあってしまう。

動画に関してもう1つ付け加えておきたいのが、4K60FPSに対応していない点。4Kでスポーツ・シーンなどの動画を撮影したい人でなければ、必要はないかもしれないが、他のアンドロイド・スマホの多くが4K60FPSに対応していることを考えれば、「なぜ?」と思ってしまう。

カメラは「Pixelシリーズ最大の武器」であるため、写真に関してはPixel 3のオート撮影は2018年のスマホではベストだといえる。オートでの撮影は本当に「思ったとおり」撮ってくれるし、「トップショット、夜景モード (Night Sight)」などもとにかく便利で素晴らしい出来栄えといえる。

動画は「音声以外」は大満足。音声にも拘(こだわ)るのであれば、「iPhone XS・XRの方が総合的に優秀」だと思っている。

音声録音に不満はあるけれど、写真・動画に関して総合的に判断すれば、間違いなくトップクラスの性能といえるので、カメラ性能を重視するのであれば、絶対にPixel 3は外せないスマホといえる。

追記:マイクの録音問題が解消されたため、現時点では写真・動画は共にトップクラスなのでカメラ性能としては間違いなく2018年のスマホではトップクラスといえる性能であり、致命的な点は解消されたといえる。

 

スピーカー (ステレオ)

 

まず、スピーカーの質であるけれど、「かなりの高品質」である。個人的に、2018年のスマホ・スピーカーはXR(XSはもっていない)が良いと感じているけれど、それとほぼ遜色ないといえる。

XRもPixel 3も音楽をかけている分にはどちらでも「高品質なスピーカーで満足」ではあるが、動画視聴に関してはPixel 3はフロント・ステレオ・スピーカーなので、「聴き心地はPixel 3の方が良い」

スピーカーに関しては文なしのレベルで満足している。

 

OS

OSに関してはグーグルが統括しているので、アンドロイド・スマホでPixelシリーズの右に出る者がいないのは当然ではある。

OSのアップデートは「いの一番」に提供され、セキュリティ・パッチもまずPixelシリーズが優先される。

いつもなら、手放しでPixelシリーズのOSを称賛しているけれど、今回のアンドロイド・パイ (9.0)に関しては若干の不満がある。

パイになり、iPhone XやXS・XRのようなジェスチャー式になったため、「不具合」が多かった。これはアップデートでかなり改善されてきてはいるものの、現時点(12月末)でも、iPhoneほどの完成度とまではいかない。

個人的には慣れ親しんだ「◁◯口」が良いのだけれど、アンドロイドは「ジェスチャーへ向かっている」のでこれは慣れていくしかないだろうと思う。

ジェスチャーに関しては1週間もすれば慣れるけれど、先にも書いたように、iPhoneほどの完成度には至っていないのが若干の不満である。

 

その他、細かい点

Google フォト 無制限  (2022 年1月31日まで)

Pixel 3にはmicro SDスロットがない。これは残念な点であるが、その救済措置としてという訳ではないけれど、Google フォトが2022年1月31日まで無制限で利用できる。しかも、写真、動画の画質は元のままで。

多くの人にとってはこちらの方が便利だと思う。なぜなら、将来的にiPhoneや他のアンドロイドに替えたとしてもGoogleフォトのアプリをダウンロードすれば、画質が劣化せずにPixel 3で撮った写真や動画にアクセスできるからである。

なので、Googleフォト 無制限は非常に優れた点であるといえる。

 

ワイヤレス充電 、防塵防水 IP68

この2点に関しては、価格を考えれば「当然」の機能なので、大して素晴らしいとも思わないけれど、一応良い点としておきたい。

グーグル・ペイ

グーグル版のアップルペイと思って頂いて構わない。

日本版Pixel 3には「FeliCa (フェリカ)」が搭載されているので、「おサイフケータイ」として利用できる。今の所電子マネーは「Suica、楽天Edy、nanaco、WAON、QUICPay等」に対応している。

クレジットカードは現時点では上の「Kyash、JACCS、JCB、LINE Pay」に対応。おそらく今後は「Visa、マスター、アメックス」にも対応していくだろうと予想。

日本ではおサイフケータイが多くのユーザー層に浸透しており、スマホでの支払いに慣れてしまうと後戻りできなくなる人も多いのではないかと思う。

 

アクティブ・エッジ

端末を握ると「Googleアシスタント」を起動できる。人にもよるが、個人的にこのアクティブ・エッジはたまに役立っている。

人によっては、誤作動でアクティブ・エッジを起動してしまうので「嫌い」という人もいるのでそういう人は「停止」させておくほうが良い。

 

急速充電

付属の充電器が「9V/2A = 18ワット」の急速充電なので、充電は「そこそこ速い」。ただ、18ワットが特別急速とまでは言えない。なぜなら18ワットは今ではミッドレンジ・スマホでも付属の充電器が18ワット出力というのもあるためである。ひとつ言えるのはiPhone XSやXRのように付属の充電器が5ワットという超低速充電ではないということか。

 

USB- C イヤホン & イヤホン・アダプター

細かい点ではあるが、イヤホンとイヤホン・アダプターはちゃんと付属している。付属のイヤホンはグーグル・ストアで3456円(税込)で売っているやつと同じものである。

正直、イヤホンに関しては3456円も払う価値はないけれど、付属で付いてくるイヤホンとしては「そこそこ」なモノである。

 

 

及第点

バッテリーライフ

2915mAh

バッテリーライフに関しては大して良くはないが、残念すぎるほどの悪いということでもない。本当に可もなく不可もなくという具合である。

もしかすると3XLは3430mAhあるため、バッテリーライフはこちらの方が優れているかもしれないが、3に関しては「普通」である。

私はアベレージ・ユーザーなので、1日は十分にもつけれど、3Dゲームなどするヘビー・ユーザーだと1日がギリギリかもしれない。

 

処理能力

「RAM 4GB & スナップドラゴン 845」の構成は2018年のフラッグシップ・スマホとしては「必要最低限」の性能としか言えない。

正直なところ「若干がっかり」もしている。現状ではこの構成で全く問題はなくスムーズに処理も行ってくれている。発売当初はRAMマネジメントが非常に悪かったけれど、この問題についてはソフトウェア・アップデートにより今は大幅に改善されている。

さはさりながら、RAMが4GBしかないのは将来的には不安であるし、スナップドラゴン 845についても来年4月に搭載されるアンドロイド・スマホには次期チップである「855」に取って代わられる。(スナップドラゴン 845についてPixel 3だけでなく、今冬に発売されるその他のアンドロイド・スマホにも当てはまることではあるが・・・)

そのため、処理能力に関しては及第点しか与えられない。

 

ディスプレイ

解像度 → フルHD+
5.5 インチ P-OLED (有機EL)

解像度に関してはワンランク上のQHD+ではないものの、個人的には全く問題はなく、ディスプレイの品質には満足しているし、個人的にスマホサイズであれば解像度はフルHD+で十分だと思っている。

Pixel 2XLで見られた「ブルーシフト」と呼ばれる、正面以外から見たときにディスプレイが青味を帯びる現象も改善され、非常に見やすくなった。

ただ、スクリーン対ボディ比が77.2%と2018年の基準では「かなりベゼルが太く感じる」。もちろん、フロント・ステレオ・スピーカーを採用しているため、スクリーン対ボディ比の数値が悪くなってしまうのは理解しているけれど、それでも80%には近づけてほしかった。

 

価格

64GB   → 9万5000円
128GB → 10万7000円

(上は3の価格で、3XLではありません)価格は「う〜ん、高いといえば高い」と思える。最安でも64GB 9万5000円(税込)なので、決してお買い得価格とはいえない。

正直、8万5000円なら分相応だと思うけれど、最近のスマホは高額化が当然の流れで、ライバルのiPhone XR(64GB → 9万1584円、128GB → 9万8064円)も似たような価格なので、仕方がないのかもしれない。

1つ期待したいことは、日本でもセールを行うかどうかである。なぜなら、アメリカとカナダでは「ブラックフライデー」のときになんと「正規価格の$850から$200 (約2.2万円)オフの$650」で販売したのである。

私は切実にこのようなセールが日本でも行われてほしいと祈るばかりである。Pixelシリーズは今まで日本では発売されていなかったため、まだまだ多くのユーザーには浸透していないので、セールで価格を安くしてここでなんとか多くのユーザーに手にとってもらうチャンスを与えるべきだと思っている。

 

 

残念な点

4GB RAM (将来的な不安)

9.5万円という価格を考えれば、2018年のフラッグシップとしては正直なところ4GB RAMはいただけない数字といえる。

現時点ではほとんどのユーザーにって、RAMは4GBでも十分だろう。3Dゲームをバックグラウンドで常駐させておいて、すぐさまプレーしたいという人以外は大きな不満を感じることはないだろう。

けれど、将来的に2019、2020年まで長期で使いたいユーザーにとっては不安になってしまうRAM容量であることに変わりはない。

 

RAMマネジメント問題は解消

Pixel 3が販売された当初、RAMマネジメントが非常に悪いという問題が頻発していた。特にSpotifyなどの音楽ストリームのアプリが不安定になるという問題である。

これは、12月の大幅なアップデートによりRAMマネジメント問題は改善され今では全く問題なくスムーズにサクサク動くようになってくれた。

ただ、アンドロイド・パイ 9.0のOSとしての総合的な完成度はあまり評判の良い出来とまでは言いづらく、個人的には少々ガッカリする結果といえる。

恐らく、パイは継続的にアップデートされ少しづつ完成度を上げていくことになると思う。

 

ビデオ録画時の音声録音のクオリティ

Pixel 3 (3XLも含め)のマイクの品質が非常に悪い。これはハードウェアに起因するのか、ソフトウェアによるものかは私にはわからないけれど、フラッグシップとしては失格の烙印を押したい。

動画の描写力がピカイチなのにも関わらず、この録音の質が悪いため、総合的な動画の質がとても悪く感じる。まさに「玉に瑕(きず)」である。Pixel 3で良い動画を作成したいのであれば、外部マイクを使用することを強く勧めたい。(おそらく、スマホで良質な動画を作成している人はすでに外部マイクを使っていると思うけれど)

普通のユーザーは外部マイクなどを使っている訳ではないし、ふとした時に動画を撮ることがほとんどなので、そうした時にPixel 3の拾う音の質には期待してはいけない。

追記:ビデオ録画時のマイクのクオリティーは1月に行われたソフトウェア・アップデートにより大幅に改善されたので、今は非常に優秀なマイク性能といえる。

ジェスチャー操作は未完成

これは感覚的なものになるけれど、アンドロイド・パイ 9.0の特徴である「ジェスチャー操作」の完成度があまい

iPhoneのようなスムーズさがなく、「なんとなく、なにか完成度に欠ける操作感」というのが私の印象。おそらく、アップデートを重ねることにより良い使い心地になっていくのだろうと予想はしているけれど、現時点では正直なところ旧来の「◁◯口」のホーム・ナビゲーション・バーの方が優秀だと感じる。

 

その他、細かい点

イヤホンジャックなし

これはPixel 2から廃止されているので仕方がない。もう3.5mmイヤホンジャックが戻ってくることはないだろう。

 

マイクの収音が悪い

動画を撮影している際の録音性能だけでなく、通話時の収音もあまり良くないと感じる。基本的に、マイク性能が全般的に悪い印象があり、これはなんとか改善してほしいと思っている。

 

デザインの悪さ

私はデザインにそこまでうるさい訳ではないので、Pixel 3のデザインは許容範囲ではあるものの、「決してカッコいい」とは思えない。3に関してはデザインとしてはまだ大丈夫ではあるが、特に3XLのノッチはダサい以外何者でもない。

Pixelシリーズは初代、2、3と今までずっと「イマイチなデザイン」だと個人的には感じている。ただ、購入に影響するほど「ダサい」とまでは思わないし、私はデザイン性はそこまで求めていないので気にしていないが、万人受けするデザイン性があるとは思えない。

 

Pixel 3XLでなく3を選んだ理由

最大の理由はコスパ

モデル 3 3XL
64GB 9万5000円 11万9000円
128GB 10万7000円 13万1000円

3と3XLはスペック上おおきな差はない。カメラ性能、処理能力は同じ。基本的には画面サイズ、バッテリーサイズが変わるけれど、上記の点で大きく性能差が開くことはない。

なので、唯一10万円以下で購入できる3の方がコストパフォーマンスは高いと判断したため。あと、デザイン性にはあまり拘(こだわ)らない私でさえ、3XLのノッチ・デザインはかなりダサいと感じているためである。

 

 

まとめ

グーグル純正のスマホであるPixelシリーズが初めて日本で公式販売されることになり、日本のユーザーに「純アンドロイドを体験」できるチャンスが増えたことは素直に嬉しいといえる。

Pixel 3の魅力は「カメラ性能」と「純アンドロイドOS」の2つに集約される。カメラ性能は2018年のスマホの中ではおそらくトップ2に入ると思う (もう一つはiPhone XS、XR)写真に関してはPixel 3がベストだと私は思っている。動画は画作りは素晴らしいけれど、マイクの質が悪いのが本当に「玉に瑕(きず)」である。

OSに関してはPixel 3が最も早くアンドロイドのアップデートを受けられ、セキュリティパッチも常に最新である。ただ、例年ならアンドロイドOSは安定して素晴らしい操作感であったけれど、アンドロイド・パイ9.0からジェスチャー操作に変わったことにより、OSの出来が若干イマイチである。

スピーカーの性能は素晴らしく、動画の視聴にはフロント・ステレオ・スピーカーは最適。不満の余地などない。その他、Googleフォトの無制限利用、グーグルペイによる「おサイフケータイ」、付属の充電器が急速充電仕様など、優れた点は多い。

しかしながら、Pixel 3には不満点も「思った以上に多く」細かい点でスキがあるという印象で、RAMが4GBしかないのは将来的には不安であるし、カメラの録音クォリティーの悪さ、決してカッコいいとはいえないデザイン性、そしてOSの完成度が今までより低い点が挙げられる。

価格は64GB版 → 9万5000円 (税込)と決して安くはない。むしろ、アンドロイド・スマホとしてはコスパは悪い方である。ただ、Pixelシリーズは「元来コスパが決して良いスマホではない」し、アンドロイドではiPhoneのような存在であるため、コスパが若干悪いのは仕方がないのかもしれない。

ただ、総合的に良い点、及第点、残念な点を考慮すれば「買い」のスマホであると断言できる。特に、カメラの総合的な性能は本当に素晴らしく、写真に関しては自然な色合いでベストなショットを表現してくれるし、トップショットや夜景モードは文句なしに使い勝手が良い。

Pixel 3は、処理能力よりも「とにかくカメラ重視でベストなスマホ・カメラ」を携帯したいという人が使うべきスマホだといえる。

Pixel 3から本格的に日本市場へ再参入してきたグーグル。是非、検討してもらいたい1台だと思う。

 

私がオススメしているケース・ブランド (シュピゲン)
約1600円

 

 

 

 

関連記事

ピックアップ記事

  1. 2019年は中古スマホが熱い!!:アベレージユーザーにこそ 型落ち (旧)フラッ…
  2. シニア世代こそ 「 iPhone 」を使うべき:「 らくらくホン 」は全然オスス…

関連記事

  1. ASUS ZenFone

    ASUS ZenFone 3 レビュー!! 2017年8月の時点で購入に値するのか!?

    昨年(2016)10月に発売されてから、今もなお根強い人気のあるZen…

  2. OnePlus

    OnePlus 5 をレビューするついでに日本で購入するに値するのか考えてみる

    では早速OnePlus 5 (ワンプラス ファイブ)の感想を。といき…

  3. LG

    LG G6 レビュー 最もコスパが良い2017年フラッグシップ機!!

    日本では公式販売しておりませんが、LG G6は注目するに値する端末なの…

  4. Motorola

    moto G5 Plus レビュー: これぞ本命ミッドレンジ・スマホの一角

    モトローラから出ているミッドレンジ・スマホ moto G5 Plusに…

  5. Samsung Galaxy

    ギャラクシー Note 9 レビュー:Sペン、カメラ、バッテリー、あらゆる機能が全てこの1台につまっ…

    今秋には日本で発売されるであろう、サムスンのフラッグシップ機である「ギ…

最近の記事

特集記事

  1. ベスト・スマホ:2017年下半期 〜 2018年上半期のスマ…
  2. 3.5万円以下(2018年6月)で買えるコスパ最高の新品スマ…
  3. 必読:私が行っているアンドロイド・スマホ用 セキュリティ対策…
  4. ベスト・スマホ 2017:カテゴリー別に最良のスマホを選出
  1. ベスト・スマホ

    3.5万円以下(2018年6月)で買えるコスパ最高の新品スマホ4選 &中古スマホ…
  2. Samsung Galaxy VS

    比較対決【ギャラクシー Note 9 vs S9+ 】:8つのカテゴリー別で総合…
  3. スマホ・ニュース

    Huawei P20 Pro、P20を今買ってはいけない:後悔しないためにも必ず…
  4. うわさ

    Huawei Honor 10 リーク情報:中国版は4月19日に公式発表か。グロ…
  5. Huawei 発表

    「 Honor View 20 発表 」スペックはハイエンド機に近づいたが、コス…
PAGE TOP