Huawei

Honor 10 レビュー:日本での販売に期待、個人輸入の場合は5.2万円〜、現時点ではコスパ最強とまではいえない

昨年のHonor9が日本では最終的に3.5万円以下で販売されるコトになり、私のブログでは常々「コスパ最強」と豪語したり、3万5千円以下で買えるベストスマホに選んだりしてきた訳ですが、今回その後継機である「Honor 10のレビュー」(海外版)をやっていきたい。

アイキャッチ画像と記事内の画像はHonor公式サイトよりスクリーンキャプチャ:https://www.hihonor.com/global/products/smartphone/honor10/

 

主なスペック & 中国での価格

チップ Kirin 970
RAM 4 / 6 GB
容量 64GB / 128GB
画面 5.84インチ IPS LCD
解像度 フルHD+
1080 x 2280 (432ppi)
アスペクト比 (19:9)
79.9% (スクリーン対ボディ比)
カメラ 背面:1600万画素 (カラー・センサー) F1.8
2400万画素 (白黒・センサー) F1.8
インカメラ:2400万画素 F2.0
バッテリー 3400 mAh
OS EMUI 8.1 (オレオ8.1)
その他 イヤホン・ジャック 有り
USB-C
指紋認証 (前面)
NFC
価格(個人輸入) RAM 4GB版  約5.2万
RAM 6GB版  約5.7万

 

単刀直入な感想

スマホの性能を通知表のような基準で判断するならば、Honor10は「オールB」のような存在といえる。

処理能力、カメラ性能、バッテリーライフ、OS(オレオ8.1)はフラッグシップとして飛び抜けたパフォーマンスがあるわけではないけれど、十分に良い性能

デザイン性も良く、全く安っぽさを感じることはなく、5.84インチながらかなりコンパクトなので片手でも使いやすい。イヤホン・ジャックも継続されているのは高評価。

残念な点は、4K動画撮影の手ぶれ補正が全く使い物にならないのと、スピーカーにはまだ力を入れていないので他のフラッグシップとは見劣りする。防塵防水のIP規格も非対応で、ワイヤレス充電も不可

価格に関しては、まだ国内販売されていないのでコスパに関しては判断できない。今後、Honor10が日本に上陸したあと、後日アップデートしたい。

Honor 9のように、3.5万円以下になるとは思わないけれど、もし4.5万円以下ならばコスパは最高クラスになるといえる。

現時点では個人輸入するしか方法はないが、それでもRAM4GB版が5.2万円(イートレン)である。5.2万円でも十分コスパは良好ではあるが、ライバル機であるOnePlus 6が約6.6万円なのでHonor 10よりも性能が上であることを考えれば、OnePlus6の方が価格に見合う価値がある可能性が高い。

これは私の予想なのだが、Honor10の国内価格は5万円は切るだろうと考えており、4.5万円くらいを予想している。

それでは、詳しく書いてまいりましょう。

 

良い点

処理能力:Kirin 970 & 4 / 6GB RAM

Kirin970は2017年のチップではあるが、Huaweiの扱うチップとしては現時点ではこれが最も高性能なチップなのでこれ以上の処理能力はHuaweiからは望めない。下の画像は、ベンチマークの数値(GSMArenaより)。

Antutu (Ver.7)のスコア 約20万点 

Antutuはスマホの総合的なパフォーマンスを測るアプリで、そのスコアが20万点を超えているので、3Dゲームでも十分にサクサク動作してくれる。

 

GeekBenchのスコア

 

処理能力の総評

Honor10よりもライバルのOnePlus6の方が常に上位に位置している理由は、OnePlus6はスナップドラゴン845というチップを搭載しているためで、これは2018年の最新のチップで他のアンドロイド・フラッグシップ機にも搭載されている。

Kirin970はスナップドラゴン845には劣っているが、実際の使用ではヘビーユーザーでさえ普段の操作でKirin970に不満をもつことはないだろう。

ただし、後述するが、Kirin970の処理能力の差は4K動画の際にあらわれてしまう。それを除けば、サクサクに動作してくれる。

 

バッテリーライフ:3400mAh

5.84インチ・ディスプレイ
解像度:フルHD+
IPS LCDパネル

これらを考慮すると3400mAhのバッテリーは十分な容量といえる。Huaweiはバッテリーライフに関してはどこの企業よりも力を入れていると思うし、チップとOSの相性も自社製なので省エネ設計もうまくいっているのだろう。

アベレージユーザーであれば1日半くらいはもつであろうと思うし、ヘビーユーザーであっても1日は十分だといえる。

 

急速充電ももちろん優秀

Huaweiの急速充電は非常に優秀で、付属の充電器とケーブルを使えば5V/4.5Aという超がつくほどの急速充電をしてくれる。これは本当に格安フラッグシップとしてはありがたい。

 

カメラ:特別良い訳ではないが、5万円のスマホとしては十分なクオリティーか?

1600万画素 (カラー・センサー) F1.8
2400万画素 (白黒・センサー) F1.8

カメラに関する動画をご覧下さい。

OnePlus 6 との比較

 

 

OnePlus 6 と P20 Pro との比較

 

 

動画はソフトウェア・アップデートによりEISが有効に、かなりの改善に

 

 

 

カメラ総評

Honor10のカメラの特徴

・かなり彩度が強い
・シャープも強め
・P20シリーズと違い暗所に強い訳ではない
・AIがうまくハマれば良い画作りに、逆に不自然に彩度が強調されることも多い

 

他のスマホと比較して、まず2つ目の比較動画はP20 Proとも比較できるため、私としてはとても面白かった。P20 ProとHonor10の価格差は約2倍あるため、当たり前だがP20 Proの方が高性能なカメラであるし、パフォーマンスもすべてHonor10よりも優れている。

ライバルであるOnePlus6も写真・動画、共にHonor10よりもパフォーマンスは上である。たまに、Honor10の方が良い写真が撮れる場合もあるが、基本的にはOnePlus6に軍配があがる。

Honor10の動画に関しては、最近のアップデートで電子式手ぶれ補正(EIS)が有効化されたので動画の手ぶれ補正はようやく「まともなクオリティー」になったといえる。

正直、Honor10のカメラ性能を「良い点」にするか「良いとも悪いともいえない」という評価にするか迷ったのは事実。一応、5万円台ということを加味して、「良い」方に選んだけれど、カメラ性能を重視する私としては、手放しで喜べるパフォーマンスではない。というコトは付け加えておきたい。

 

 

その他、良い点

イヤホン・ジャックの継続

Huaweiのフラッグシップ機であるPシリーズとMateシリーズはもうすでにイヤホン・ジャックを廃止しており、現状Huaweiのフラッグシップ機でイヤホン・ジャックが継続されているのはHonor10とMate 10(Proでない方)だけとなる。

顔認証が優秀

 

認証のスピードは非常に速い。ただ、セキュリティ面ではどうなのかとも思うが、かなり便利で、「電源ボタンなどを押す必要もなく」、ただ単に「スマホを机やポケットから持ち上げて、顔をカメラに少し向けるだけ」でロック解除が解除される。

iPhone Xのようにロックが解除された後も、画面を上にスワイプするひと手間もないのはありがたい。

 

OS:オレオ8.1

OSは最新のオレオ8.1 (EMUI8.1)にアップデートされており、更につい最近にソフトウェア・アップデートも行われた。このお陰でかなり多くのバグが修正され、カメラの動画撮影もEISが有効になるなど、使い心地が大幅に改善された。

 

デザイン性とコンパクトさ

 

デザイン性は相変わらず、上出来だと思う。格安フラッグシップではあるけれど、安っぽさを微塵も感じさせない

まあ私はあまりデザイン性には拘(こだわ)らないので、あまり気にしないけれど、もう一つ重要なのは、「コンパクトさ」

最近のスマホは6インチ以上が多く、そのせいもあってか、Honor 10は思った以上に小さく感じる。この大きさは人によっては高評価になり得る。

 

価格:個人輸入 約5.2万円 (国内価格は未確定)

個人輸入するほどのモノとは思えない

現時点で個人輸入(イートレン)すると約5.2万円(消費税・送料すべて込み)である。これだけでみれば、5万円台で買えるスマホではベストなオプションとさえも思える。

イートレンでは3種類のHonor10を販売

4GB/128GB 約5.2万円
6GB/64GB 約5.3万円
6GB/128GB 約5.6万円

 

しかしながら、ライバルであるOnePlus6は約6.6万円で個人輸入でき、日本ではP20を約6.4万円で購入できることを考慮すれば、1万円強を多めに払って、OnePlus6やP20を買った方がお得ではないかと思う。

こういった経緯から日本でHonor10を販売する際、Huaweiは価格を落としてくるのでは予想している。もし4.5万円以下で販売されるのであれば勝機はある思う。

 

残念な点と“まとめ”は「次のページ」へ

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