LG

LG G6 レビュー 最もコスパが良い2017年フラッグシップ機!!

日本では公式販売しておりませんが、LG G6は注目するに値する端末なので、私のブログでは取り上げたい。LGは日本ではあまり人気のない会社ではあるけれど、海外ではそれなりに評価を得ているし、LGファンも多い。G6はLGの2017年フラッグシップ機の一つで、海外では4月から販売しているのですでに4ヶ月程経っているけれど、私なりのレビューを。

単刀直入な感想

総合的にLG G6は優秀な端末といえる。ベゼルレス・デザイン5.7インチ・QHD+(2K)の大画面。カメラは標準レンズとワイドレンズを採用した構成で、ワイドレンズの性能も向上してきており、ワイドレンズは実用で使い勝手が良い。イヤホンジャックもクアッドダックを採用しており、最高クラスのイヤホン体験ができる。その他、急速充電防水機能(IP68)を備えており、2017年のフラッグシップ機としては必要なものは備わっている。ただし、他社よりも性能の低いスナップドラゴン821のチップセットを採用しているので若干パワー不足ではあるのも事実。それでも最初に述べたように優秀なスマホではあるので、深く掘り下げてまいりましょう。

主なスペック表

画面サイズ 5.7インチ LCD IPS (2880 x 1440) QHD+ (2K) 564 ppi
SoC Snapdragon 821
RAM(メモリ) 4 GB
容量 64 GB 外付けmicro SD可 (2TBまで)
カメラ 背面: 標準レンズ 1300万画素 F1.8

ワイドレンズ 1300万画素 F2.4

インカメラ: 500万画素 F2.2

バッテリー 3300 mAh

参照元: https://www.expansys.jp/lg-g6-dual-sim-lg-h870ds-64gb-terra-gold-302638/

 

良い点

ベゼルレス・デザイン & 5.7インチ・ディスプレイ

画像引用元: https://www.lg.com/ca_en/cell-phones/lg-LGH873-black

G6の魅力は正にココ。ベゼルレス・デザイン元年ともいえる2017年、そのベゼルレス・デザインの先駆けとなったのがLG G6。スペースの無駄を省き、ディスプレイが前面ボディの80%を占めるデザイン。デバイスの大きさは5.5インチのiPhone 7Plusよりも一回り小さい。にも関わらず、そこに5.7インチのディスプレイをはめ込んでいるのだから大画面でもデバイスが小さくて済む

引用元: https://pocketnow.com/2017/03/10/samsung-galaxy-s8-s8-plus-dimension-comparison-rivals

2017年の上半期の時点でベゼルレス・デザインを採用しているのは、LGとサムスンくらい。自社で液晶パネルを製造しているからこそ、こういったことに果敢に挑戦していけるのでしょうな。そもそもベゼルレス・デザインは前々からユーザーが希望していることがよくわかっていたので、ようやくユーザーの希望が叶ったということでしょう。今後は前面全てが液晶になる時代がくるんだろうと予想。

余談だけれど、何度もこのブログで書いているように、ベゼルレス・デザインは今後は主流になるのは確実。今年のiPhone 7S? もベゼルレスになると思うので、今年、ベゼルが大きいフラッグシップ機(例: HTC U11、ソニー Xperia XZ Premium、Huawei P10など) は来年はベゼルレスになるハズ。

あと、Dolby Vision (ドルビー ビジョン)™ & HDR10 に対応しているそう。だけれども実は私でもこの意味がわかりませぬ。調べてみると、どちらもHDR(ハイ ダイナミック レンジ)の映像技術なのだそう。とりあえず、この2つHDR技術を使ってより高精細な映像を映し出せるそう。一応、毎度英語のコンテンツですが、YouTubeにこのドルビー・ビジョン 有り・無し の動画を見つけたのでそちらで確認を。

左がドルビー・ビジョン無し    右がドルビー・ビジョン 有り

 

動画を見てもらえればわかるけれど、ビデオ・コンテンツを見る際により鮮やかでコントラストの利いた美しい画面で見れるのだそうで、ネットフリックスやアマゾンプライムでもこのHDR動画が続々対応していくそう。私はスマホであまり動画をたくさん見る人間ではないのであまり役立たないかもしれないけれど、スマホで動画鑑賞が好きな人にはおすすめなのでしょう。私はそれよりも、ベゼルレス・デザインの方が重要。

長くなったけれど、G6で最重要なのはこのベゼルレス・デザインと5.7インチ・ディスプレイ大画面なのにサイズは小さい、そして美しいディスプレイ。これを言いたいがために長々と書きました。

性能が向上した実用性抜群のワイド(広角)・カメラ

色:プラチナム・バージョン  画像引用元: https://www.lg.com/ca_en/cell-phones/lg-LGH873-black

昨年の機種G5からデュアルレンズを採用しているLG。しかも他社のフラッグシップ機がiPhone 7Plusを真似て 「標準レンズ + 望遠レンズ」 の構成を採用する中、LGは当初の信念を曲げず 「標準レンズ + ワイドレンズ」を引き続き採用。そして結果としていえることは、ワイド・レンズの選択は本当に正しかった

人にもよるであろうけれど、私の場合スマホカメラの使用頻度で最も使うのがワイドレンズ、その次に標準レンズ、そして一番使わないのが望遠レンズ。

私のスマホカメラ使用頻度

ワイド >>>> 標準 >> 望遠

なぜワイドで撮ることが多いかというと、私の中で今見た景色や被写体を「こう撮りたい」と思ったときに、思ったとおり「こう」いう画角になるのがこのLGのワイドレンズの良さといえる。人間の目は視野が広く、普段我々が見ている感覚をカメラのレンズで捉えようとするとこのワイドレンズが丁度いい“あんばい”になる。なので私はこのワイドレンズを重宝している。

っで今までこのワイドレンズはあくまで標準レンズより下の存在と考えられており、昨年のLGのフラッグシップ機であるG5とV20では標準レンズが1600万画素、ワイドレンズが800万画素という構成で、明らかにワイドレンズが格下扱いされていた。それが、G6ではどちらも1300万画素ということでようやく同格の扱いになったということでしょうな。ただし、ワイドレンズは暗所に弱い傾向があったり、まだ光学式手ぶれ補正(OIS)が搭載されていないので来年以降の更なる向上を期待。。。

ということで、ワイド・レンズにはまだ改善の余地は残されているけれど、現状でも本当にワイドレンズは使いやすい“見た感じ”をそのまま写し出してくれる。ワイドレンズ採用は素晴らしい選択、そして更なる向上を切に願う。

 

販売価格の低下によりコスパ最高に

発表時は高額であった価格$650(執筆時のレートで約7万円)も現在では実売価格が約5万円(エクスパンシスより)と非常にコスパ良好なお値段といえる。G6のチップセットに5.7インチ大画面 & ベゼルレス・デザイン、デュアルレンズ、などなどG6の総合力を鑑みれば、本当にコスパ良好といえる。

<余談> LG端末は少し時間が経つと値下げの傾向が強い印象がある。データはないのでなんとも言えないけれど、以前中古でスマホを毎年買い替えていた頃、よくG3、G4、G5がお手頃な値段でeBayで取引されていたのを見ていた。スマホ好きは以前から知っていたと思う。

その他、良い点

スナップドラゴン821 + 4GB RAM + 容量64GB は2017年でも十分なパフォーマンスを望める。2017年のフラッグシップ機にも関わらずチップセットはスナップドラゴン821という2016年のチップセットを採用しているけれど、一部のマニア層を除き、普通のユーザーであれば821でも何の問題もないパフォーマンスは保証できる。ちなみに他社のフラッグシップ機が採用している現状では最高のチップセットであるスナップドラゴン835の性能は821より約15%ほど向上している“だけ”なのでよっぽどのマニアでない限り違いはわからないハズ。

耐衝撃テストに合格済みの堅牢性。LG曰く、ミリタリー・スタンダード 810Gというテストに合格しているそうで、堅牢性は高いとのこと。一応、信用できる機関なのだそう。私はスマホにはケースをつける派なのでミリタリー・スタンダード云々はそこまで気にしないものの、ないよりあったほうが嬉しい。

クアッドダック(Quad-DAC)採用。私はオーディオには疎(うと)いので詳しく解説できないけれど、LG曰く「原音に忠実なサウンドを追求するB&O PLAYのアコースティックエンジニアの哲学が反映されており、ナチュラルでバランスのとれた上質の音楽体験を提供」してくれるそう。私は音楽をイヤホンで聴くことがあまりないけれど、スマホで聴く人は多いので、そういう人にとってはこれは重要と思う。ちなみにこのクアッドダックは世間では物凄く評判が良いらしい。私にはわからないけれど。

その他、防水(IP68)急速充電、とフラッグシップ機として標準となってきている機能はちゃんとあります。

 

残念な点

相変わらずクセの強いUIと遅いOSアップデート

LGのUIはクセが強い。他のアンドロイド端末同様、徐々にストック(素の)・アンドロイドに近づいてはいるものの、依然、不必要なLG独自のアプリも多くそれ以外のプリインストール・アプリも多いのでうっとうしい。

更に最も私が嫌いな部分はOSのアップデートが非常に遅い。SonyやOnePlus、HTCなどがアンドロイド7.1.1のOSアップデートに素早く対応している反面、LGは未だに7.0で止まったまま。これは頂けない。無駄な独自アプリなど必要ないので、OSアップデートを早く行ってほしい

故障時は面倒かつ自己責任

LG G6は未だに日本で公式販売を行っておらず、日本で購入する場合はエクスパンシスやイートレンなどから個人輸入する必要がある。OnePlus 5をレビューしたときにも書いたけれど、故障したときは非常にめんどうな手続きになる可能性は否定できない。

最近はエクスパンシスの故障時のカスタマーサービスも良くなってきており、いろいろと他のブログでも紹介されているので、以前ほどは心配する必要はない。しかしながら、全くの素人が個人輸入するにはそれなりの覚悟が必要で、故障したときは自己責任でなんとかしなければならないという考え方が必要。

まとめ

LG G6の特に注目すべき点は2つで、ひとつは「5.7インチ・ディスプレイにベゼルレス・デザイン」という2017年のフラッグシップ機のディスプレイ構成としては文句のつけようがない点。2017年上半期でベゼルレス・デザインを採用できているのはLGとサムスンくらいしかない点を見ればベゼルレス・デザインはもっと評価されてしかるべし。

もうひとつは背面カメラの構成。標準レンズとワイド(広角)レンズを例年通り採用し、特に今年は広角レンズに力を入れておりその性能は年々向上している。ワイドレンズは本当に実用向きなので私は一押する。欲をいえば、もっと向上させて欲しいので来年以降に期待しましょう。

2017年のフラッグシップ機にも関わらずチップセットはスナップドラゴン821ということで残念がる人も多く、たしかにサムスンやHTC、OnePlusなどは2017年のスナップドラゴン835を採用しているのでスペック面だけを見れば、パワー不足を心配してしまうのも無理はない。けれども、正直なところ、一部のマニア層を除き、普通のユーザーであれば821でも何の問題もないパフォーマンスは保証できる。私の使用は普通のユーザーに入るので何のパワー不足も感じない。その理由は私は一切ゲームをしない。3Dゲーム大好きな方は注意が必要

発表時は高額であった価格$650(執筆時のレートで約7万円)も現在では約5万円(エクスパンシスより)と非常にコスパ良好なお値段といえる。むしろ発売当初の値段はぼったくりと感じてしまう程。

ソフトウェア面と、故障時の心配がない人であれば、つまり元々スマホに詳しい人たちと度胸のある人であれば、LG G6は購入に値する端末といえるので是非検討してみてはと思う。

 

 

関連記事

  1. Motorola

    moto G5 Plus レビュー: これぞ本命ミッドレンジ・スマホの一角

    モトローラから出ているミッドレンジ・スマホ moto G5 Plusに…

  2. OnePlus

    OnePlus 5 をレビューするついでに日本で購入するに値するのか考えてみる

    では早速OnePlus 5 (ワンプラス ファイブ)の感想を。といき…

  3. SONY Xperia

    ソニー Xperia XZ Premium その真価は如何に!!

    ソニー Xperia XZ Premium の感想を。&nbs…

  4. HTC

    HTC U11 名誉挽回にかけるHTC「渾身」のフラッグシップ!!!

    昨今はかつてに比べ勢いが感じられないHTCですが、今回はかなり期待ので…

  5. Samsung Galaxy

    サムスン・ギャラクシー Note 8 長期レビュー:2018年8月現在で買う価値があるのかを検証

    「ギャラクシー Note 9」の発表が8月9日と間近に迫る中、発表から…

  6. Apple iPhone

    【 iPhone XR レビュー 】2018年のiPhoneにコストパフォーマンスを求めるなら、これ…

    「iPhone XR」についてレビューをしたい。発表時の感想では「XR…

最近の記事

特集記事

  1. ベスト・スマホ:2017年下半期 〜 2018年上半期のスマ…
  2. 3.5万円以下(2018年6月)で買えるコスパ最高の新品スマ…
  3. 必読:私が行っているアンドロイド・スマホ用 セキュリティ対策…
  4. ベスト・スマホ 2017:カテゴリー別に最良のスマホを選出
  1. OnePlus 発表

    OnePlus 6 発表:ハイスペック・格安スマホの代名詞、日本では公式販売され…
  2. Huawei VS

    Huawei P10 Lite VS Moto G5 Plus: コスパ最強…
  3. OPPO 発表

    Oppo Find X 発表:現在最もベゼルレス化が進んだスマホ、価格は約13万…
  4. うわさ

    OnePlus 6 のうわさ (リーク画像あり):デザインはまたもやアップルをお…
  5. LG 発表

    LG G7 ThinQ 発表:国内発売は未定なものの、安定の出来栄えか。カメラ・…
PAGE TOP