Motorola

moto G5 Plus レビュー: これぞ本命ミッドレンジ・スマホの一角

モトローラから出ているミッドレンジ・スマホ moto G5 Plusについてレビュー。G5ではなく、G5 Plusの方です。発売から約5ヶ月経っていますが、悪しからず。

 

公式サイトよりスクリーンショット: https://www.motorola.co.jp/products/moto-g-plus

単刀直入な感想

普段、私はデザインについてはあまりとやかく言う人間ではないものの、そんな私でも“ダサい”と直感で思ってしまう程のデザイン。しかし、中身はミッドレンジ・スマホの中では最高クラスの性能を誇っている。性能はスナップドラゴン6254GB RAM容量32GB。おそらく現段階ではこれ以上の構成はないのではと思う。カメラの性能もこのクラスでは非常に優秀。モトローラのソフトウェアはストック・アンドロイドに近いので評判も良い。5.2インチのフルHDディスプレイバッテリーも3000mAhとバッテリー持続時間はフラッグシップ機並に素晴らしい。価格も約3万1千円(価格.comより)とコスパも良く、私が高評価していたHuawei P10 Liteとかなりいい勝負といえる。それでは、詳しく見てまいりましょう。

主なスペック表

画面サイズ 5.2インチ LCD IPS液晶(1920×1080)フルHD 424ppi
チップセット Snapdragon 625
RAM(メモリ) 4 GB
容量 32 GB 外付けmicro SD可 (128GBまで)
カメラ 背面: 1200万画素 F1.7

インカメラ: 500万画素 F2.2

バッテリー  3000 mAh

参照元: https://www.motorola.co.jp/products/moto-g-plus

良い点

ミッドレンジ・スマホとしては最高クラスの性能

スナップドラゴン625 & 4GB RAM & 容量32GB の構成は2017年のミッドレンジ・スマホでは最上位だと思う。特に、4GBもRAMを載せてくるあたりモトローラのG5 Plusに対する力の入れ具合がよくわかる。4GBは2017年のフラッグシップ機と同じ、例えばソニーのXZ PremiumやギャラクシーS8と同等。これだけRAMに余裕があれば、アプリをたくさん開いていても、スムーズに動作する

スナップドラゴン625のパフォーマンスは前も書いたけれど、非常に優秀。どれくらい性能が良いかというと3年前のフラッグシップ機に搭載されていたスナップドラゴン801とほぼ同等で、801が4コアで625は8コアもある分、場合によっては801以上のパフォーマンスを発揮できる。

つまり、スナップドラゴン625 & 4GB RAMの性能は3年前のフラッグシップ機以上のパフォーマンスを保証できるので、ライト・ユーザーやアベレージ・ユーザーなら何の支障もなくサクサク動いてくれる。2Dゲームなら何の問題もなくゲームできるし、3Dゲームも遊べる。ただし、3Dゲームは多少のもたつきがあるかもしれない。ゲームを一切しない私のようなユーザーであれば、迷わず購入して良い性能。

あと、容量も32GB + micro SD対応(128GB まで) なので、内蔵32GBは必要十分な容量であるし、それで足りない人はSDをつけて画像や動画はそちらへ保存できるので、よっぽどのことがない限り、容量面で不満になることはないハズ

スナップドラゴン625、4GB RAM、32GB はミッドレンジとして文句のつけようがない構成。素晴らしい。

ミッドレンジでは最高クラスのカメラ

モトローラ曰く「昼夜を問わず素晴らしい写真を沢山撮ることができます。」 とは言いつつもさすがにそれは言い過ぎ。暗所はやはりミッドレンジ相応のクォリティーであまり期待してはいけない。けれども、明るい場所での写真の質は非常に良いカメラ・センサーは1200万画素でF1.7というだけあって、モトローラもカメラにかなり力を入れているのはよく分かる。昼間の屋外や明るい室内であれば、このクラスでは最高クラスの写真が撮れるかもしれない。

何度も言うようにこのミッドレンジ・クラスではという枕詞がついてしまう。iPhone 7やギャラクシーS7 と比べると条件の良い明るい状況でも差は見て取れる。ただし、こういった差は仕方のないもので、現状のスマホで一番キレイな写真が撮りたいという人はケチらず、最新のiPhoneやギャラクシーを買うことを強く勧める。フラッグシップ機とどの程度差があるか知りたい方は下のYouTube比較動画で確認して下さい。

 

 

上の動画を比較して、moto G5 Plusのクォリティーでも問題ない方そこそこの写真や動画さへ撮れれば問題ないという方、“この程度”の写真や動画の質の違いに本体価格が4万円以上の価値は見いだせないと思う人であればG5 Plusはあり。ということになる。何度も言うがミッドレンジ・スマホでは本当に優秀なカメラといえる。

ストック・アンドロイドに近いUI

モトローラのソフトウェア面は非常に優秀。個人的にGoogleの端末以外で一番ストック・アンドロイドに近いのではとも感じる。プリインストールされた余計なアプリはかなり少なく、ほぼほぼ素のアンドロイドに近い操作感。何度も言うけれど、ほとんどのユーザーは素のアンドロイドの状態で満足しており、各社オリジナルのUIを用意されても嬉しい訳でも何でもないので、モトローラのこういう姿勢を見習ってほしい。

一応、モトローラも多少はアンドロイドに手を加えており、簡単なジェスチャーでカメラを起動したり、フラッシュライトを点けたりはできる。こういったモトローラが用意したのが気に入らなければOFFにできるので、モトローラのUIは多くのユーザーから支持されているのでしょう。

若干の不満があるとすれば、Lenovoに買収される前のモトローラはOSアップデートが早く、最新版のOSに対応していたのだけれど、Lenovo傘下になったからなのか、OSが7.0で止まっている。いつもなら7.1や最新の7.1.1になっていてもおかしくない。一応、次期アンドロイドOS、Oreo(オレオ)にアップデートされるそうなので、まあ良いでしょう。

バッテリー持続時間はフラッグシップ機以上か

3000 mAhのバッテリースナップドラゴン625、フルHD液晶と、この構成はバッテリー持続時間で見れば非常にバランスが良い。1日は十分もつし、アベレージ・ユーザーなら1日半、ライト・ユーザーなら2日もつかもしれない。

急速充電にも対応しているので、バッテリー面で問題になることはまずない。もし、Moto G5 Plusのバッテリーで不満があるとすれば、端末に問題があるかユーザー側に問題 (例: ゲームしまくっている等)があるのかのどちらか。

その他、良い点

NFC搭載なので、NFCが必要な人にはこれは重要でしょう。私は必要ないけれど。

撥水ナノコーティングといって、防水ではないけれど、多少、水気のある手で触っても大丈夫ということでしょう。

指紋認証の搭載。前機種のG4 にも搭載されていたけれど、指紋認証は普通に優秀。

残念な点

正直なことを言えば、moto G5 Plus はミッドレンジとして性能と価格のギリギリを攻めていると思うので、残念な点をあげるのは申し訳ない感もあるけれど、敢えてここは不満な点をあげております。

スピーカーの音量が低め

スピーカーは前面に設置しているのでそこは非常に高く評価するけれど、音量が弱い。必要十分ではあるけれど、もうちょっと頑張ってほしいな、というくらい。

通知LEDライトがない

端末を手に取るまで通知があるのかないのかがわからない。モトローラからすれば、“手に持つと画面が自動起動するので通知がわかるでしょ”と言いたいのだろうけれど、手に持たずして通知の「ある・なし」がわかればもっと便利とは思わなかったのだろうか。

指紋認証を使ったジェスチャーは要らない

新しく「ワンボタンナビ」という機能を追加。これは、かなり個人での感想が別れると思うけれど、私はこのナビゲーションは全く不要と思う。Huawei P10も同じような試みをしていて、なぜこの面倒な作業をやらしたいのかがわからない。今まで通り、◁○◻のナビゲーションで十分なのに。これをやらすのなら、指紋認証をホームボタン兼用にして、余った左のベゼル部分を◁の戻るボタン、右を開いたアプリの◻にして物理ボタン化すれば良かったと思う。そうすれば、もっと画面を有効に使えるとなぜ思わなかった?

 

デザインがダサいと思うのは私だけ?

私は普段デザインについては寛容な方。あくまで、スマホはデザインよりも中身。と考えているけれど、モトローラのデザインは正直腑に落ちない。私感なので申し訳ないけれど、ダサい。本当にダサい。ダサいから買わないとまでは言わないけれど、“もうちょっと何とかならんのか?”と言いたい。

 

まとめ

敢えて残念な点をあげればスピーカーやら指紋認証をつかったワンボタンナビやらデザインが・・・とか言いたいことは色々と出てはくるけれど、ミッドレンジ・スマホなので企業側もどこかでコストカットしなくてはならない。私はミッドレンジ・スマホなので、上の敢えて載せた残念な点は許容範囲。

それよりも、スナップドラゴン625 & 4GB RAM & 32GB容量 の構成は素晴らしく、カメラ性能もこのクラスではトップクラスバッテリーのもちも非常に優秀で、使いやすいソフトウェア面ハードもソフトも上出来で、それでいて価格が約3万1千円コスパも非常によろしい

ミッドレンジ・スマホとしては確実にトップクラスの端末といえる。私が以前にレビューしたHuawei P10 Lite と非常にいい勝負といえる。ミッドレンジ・スマホの購入を考えている人であれば是非検討に値するといえる。(P10 Lite の記事)

最後にミッドレンジ・スマホに関する注意点を毎度載せておきます。これはZenFone 3に書いたときと同じ内容をコピペしただけなので、すでにお読みの方はここでお別れということで。

 

ミッドレンジ・スマホを買う際の注意点

ミッドレンジ・スマホにはジレンマがあり、このクラスのスマホを買うときは本当に注意が必要。なぜなら、ライト・ユーザーしか買ってはいけないから。フラッグシップ機の性能を知っている人間がメイン機の代替として気軽に手をだしてはいけない。しかも、ミッドレンジ・スマホはその価値が下がるのが早く、プロダクト・ライフは短い、中古で売る場合も大した値はつかない。よって買ったら使い切るという考え方を持ちましょう。

つまるところ、私の両親世代 (60代以降)やスマホを多少使えれば良いという、本当のライト・ユーザーなら手を出しても構わない。そういう人たちならば、2年以上は十分に満足して使えると約束できる。若い世代なら、スマホを四六時中イジっている訳で、そういう人たちは、奮発してフラッグシップ機を買いましょう。そちらの方が最終的にはコスパがよろしいので。

更に、発売後10ヶ月以上経過しているミッドレンジ・スマホを買うことは全くおすすめしない。上にも書いたように、ミッドレンジ・スマホは寿命価値が短い。1年経つとその価値がウンと下がる。ミッドレンジ・スマホは発売後、遅くとも半年以内のものを買うべき。できれば初期ロットから少し時間の経った発売後3~4ヶ月以内に購入するのが良いと思う。

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