SONY Xperia

ソニー Xperia XZ Premium その真価は如何に!!

ソニー Xperia XZ Premium の感想を。

 

引用元: https://www.youtube.com/watch?v=oBn0Pgly1Pg

単刀直入な感想

今年のXperiaは違う。もちろん良い意味で。超スローモーション撮影ができるカメラに4K解像度のディスプレイ。現状では最高のチップセットであるスナップドラゴン835を搭載しRAMも4GBと、グローバル競争から遅れを取っていたソニーがようやく持ち直した感じがある。ただ、まだ先頭を走るサムスンにはあと一歩、二歩、追いついていないのは確かといえる。価格はドコモの一括購入で9万3960円。それでは私なりの感想を。

主なスペック表

画面サイズ 5.5インチ 4K(2160×3840)HDR  807 ppi
チップセット Snapdragon 835
RAM(メモリ) 4 GB
容量 64 GB 外付けmicro SD可 (256GBまで)
カメラ 背面1920万画素

インカメラ 1320万画素

バッテリー 3230 mAh

参照元: https://www.nttdocomo.co.jp/product/smart_phone/so04j/spec.html?icid=CRP_PRD_so04j_spec_up

良い点

異次元のスローモーション撮影が可能

引用元: https://www.cinema5d.com/sony-xperia-xz-premium-shoots-960fps-slow-motion/

スマホのカメラでここまで出来てしまうのか。1秒間に960フレームを撮影できるカメラを搭載。具体的にどういう機能かというと、0.2秒の間だけ秒間960コマという超絶なスピードで”瞬間”撮影してくれる。(わかったようでわからん解説。) もう少し具体的にいうと、0.2秒という瞬間が6秒間の映像となって再生できるということ。参考にYouTubeにあった動画を載せておきます。

Sony xperia xz premium super slow motion

 

サムスンのギャラクシーS8でも1秒間に240フレームが最高なので、如何にこの960フレームが異次元かがわかる。スポーツで瞬時の動きを撮影したり、水しぶきなど、いろんな場面で使えると思う。

ただし、いくつか難点があり、まずうまく撮影するのが難しい。0.2秒という瞬時の間に撮影したい人物の動きや状況をうまくとらえないといけない。なので、コツがいるのと、多少の練習というか慣れも必要だろう。

もう一つは、相当明るい場所でないと撮影しづらい。昼間の屋外なら問題ないが、室内ならばかなりの明るさが必要とのこと。

ストック・アンドロイドに近いUI

ストック・アンドロイドとは、素のアンドロイドという意味で、基本的にはGoogleから出ている端末、つまりGoogle Pixelや、かつてのNexusシリーズで採用されているUI。必要なアプリ以外は入っていないということ。ただし、ドコモなどから買う場合は、もちろん不要なアプリが入っていると思われる。

それでも、ストック・アンドロイドに近いということは、設定アプリやホーム画面などがシンプルなので使いやすいということ。余談だが、基本的に、アンドロイド・ユーザーの間ではストック・アンドロイドが一番評判が良い。だからGoogle PixelのUIが一番支持されている。

ストック・アンドロイドに近いUIは個人的に非常に高く評価している。はっきり言うと、アンドロイドOSは素の状態ですでにシンプルで使いやすいので、UIなんかに企業側が無駄に時間と資金を使って欲しくないというのが本音。記憶が正しければ、ソニーはZ5頃からストック・アンドロイドに近いUIだったハズなので、Good Jobと言いたい。

あと、OSのアップデートも7.1.1に更新されている。2017年7月19日の時点で最新が7.1.2なのでアップデートの早さも優秀。サムスンのS8は依然7.0なので、この点は地味だが素晴らしい点。

4K HDR対応の5.5インチ・ディスプレイ

引用元: https://wccftech.com/sony-xperia-xz-premium-4k-screen-details/

ブラビアの技術を応用した、4K HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のLCDディスプレイ。最近はネットでも続々と4K配信が増えてきているので、ようやく4Kディスプレイを持つ価値が上がってきのかもしれない。特にYouTubeやアマゾン・プライムビデオも4K動画配信が多くみられ、例え5.5インチというディスプレイでも4K動画は1080PのフルHDとは歴然の差がある。スマホで超高画質を楽しむ人には、良いかもしれない。

一つ付け加えておくと、常時4Kで画面が作動している訳ではない。4K動画やコンテンツが再生しているときにのみ、4Kで表示しており、普段使っている時は1080PのフルHD表示している。これは至極まっとうな判断で、常時4Kで表示しているとバッテリーの持ちが悪くなる。あと、4K表示ということはその分、文字も小さくなり、読みづらくなるので不便。もう一度言うがこれは良い判断。

ただ個人的には、あまりスマホで動画を見ないので、4Kディスプレイの恩恵を受けられず、4Kディスプレイの必要性は感じない。私が動画を見るのは、未だにパソコンとタブレットで、しかもフルHDという解像度で十分満足してしまっている。しかもテレビを見ない(持っていない)ので4Kとは無縁の生活。

その他

フラッグシップ機にふさわしく、スナップドラゴン835を搭載しRAMも4GBハイレゾ、Bluetooth5.0、指紋認証(北米を除く)にも対応しているし、ソニー十八番の防水(IP68)も完備。ガラスもキズに強いゴリラガラス5を採用。バッテリーの持ち時間も悪くはない。この当たりは言うことなし。

 

残念な点

良いカメラではあるがベストではない

超スローモーション撮影が可能な秒間960フレームは凄まじいし、ソニーが製造するスマホ用カメラレンズとセンサーは現状では世界一のクォリティーである。けれど、なぜか撮った写真の処理に問題が多い。サムスンもLGも、Google Pixelもソニー製のレンズを採用しているが、撮った写真の出来栄えは、ソニーの機種で撮った写真よりも優れている。そして、相変わらず、XZ Premiumも例外なくそれに当てはまる。

もちろん、この価格、フラッグシップ機になると、撮った写真はキレイなのは認めるけれど、同じ条件で、他のスマホと同じものを撮影した写真を見比べるとどうしても劣ってしまう部分もある

参考に、このYouTube動画を見てもらえればわかると思う。英語ではあるけれど、英語がわかる必要はなく、写真や動画、音声などを見てもらえればおおよその内容は掴めると思う。

Xperia XZ Premium vs Galaxy S8 Camera Test Comparison

 

動画を見てもらえればわかるが、全体的に、ギャラクシーS8の方が写真のクォリティーは高い。残念ながら。

性能が低いフロント・スピーカー

フロント・スピーカーの採用は正しい選択と言える。ただ、如何せん、音質・音量が共に“しょぼい”。音響メーカーでもあるソニーがこの程度の音質で満足できるのかと尋ねたいほどひどい。確かに、防水であるため、音質が下がるのは理解できる。それでも、同じ防水に対応しているiPhone 7よりもかなり劣る。これは今後、大幅な改善が必要と思う。

ベゼル、ベゼル、そしてベゼル

引用元: https://www.phonearena.com/reviews/Sony-Xperia-XZ-Premium-Review_id4356

2017年はベゼルレス・デザインの幕開けと言って良い。前面がほぼディスプレイのLG G6やギャラクシーS8が登場したことでそれが良くわかる。ベゼルレス・デザインにより、落下時の衝撃に弱くなるというデメリットはあるものの、それ以上にメリットの方が大きいと思う。

旧モデルとサイズが同じでも、ディスプレイの占める面積が大きくなることは個人的には大歓迎。スマホは画面上ですべての作業を行うので、私は大きい方が使いやすい。ただ、日本では小さい画面サイズを好む人が多いのも事実。iPhone SEが人気なのもそれが要因の一つと思う。

画面サイズの大小は個人の好みなのでなんとも言えないけれど、ベゼルレス・デザインは今後主流になっていくと思われ、噂ではiPhone 7S(と呼ばれるであろう)もベゼルレスになりそうなので、このベゼル幅は次モデルで大幅に変更されることを希望。

まとめ

ようやく、本当にようやく、Xperiaが他社とのアンドロイド戦線の“前線付近”に戻ってきた、と言っていい。カメラ、スピーカー、ベゼルと細かい弱点は確かにあるが、それらを補って余りあるクォリティーがこの端末にはある。超スローモーション撮影、4Kディスプレイ、OSアップデートの早さ、スナップドラゴン835、防水、ハイレゾ、Bluetooth 5.0などなど、9万3960円 (ドコモでの一括購入価格)を払っても良い価値はあると思う。

ただし、敢えて是々非々に考えてみると、私ならXperia XZ Premiumは「買わない」。この値段を払うのであれば、同じ価格のギャラクシーS8 (9万3960円、ドコモ一括購入価格)の方がコスパが優れていると感じる。詳しくはS8のレビューを。(ネットの世界なので、ゼゼは反日だとか言う人がいるかもしれないが、ここは是々非々で私の考えを書く場であるので、政治的な意見はご遠慮ください。) あくまで“スマホ”の性能をガヤガヤ言う場所なので。

何度も言うように、ようやくXperiaはアンドロイドの先頭集団をひた走る、サムスンやLGに追いつてきた。辛口な表現ならば、まだ“追いついてきたにすぎない”状況で、まだトップとは若干の差がある。それでも、S8にない、超スローモーション撮影や4Kディスプレイで動画鑑賞をしたい人にとっては、XZ Premiumは買いかもしれない。

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