本日のピックアップは「Apple製品が低価格化するかもしれないという噂」、「ソニーXZ2 & XZ2コンパクト ヨーロッパで予約開始とその価格」そして「LG V30S ThinQの価格が韓国で10万超え」について。
アイキャッチはApple日本公式サイトよりスクリーンキャプチャ:https://www.apple.com/jp/keitai-switch/
Appleは廉価版をいくつか発表するという噂
この噂にどこまでの信憑性があるのかはわからないのだけれど、こういう話は個人的に面白いので現時点での噂を書いていこうと思う。取り敢えず、噂される廉価版製品たち (価格はすべて予想)
iPhone SE2
廉価版 iPhone X LCDモデル ($649-749)
MacBook 13inch ($799)
廉価版 iPad ($259)
廉価版 Home Pod ($150-200)
上の価格はあくまで私が読んだソース(Apple could look to release new low-cost iPhone, iPad, MacBook and even HomePod models this year)に書いていた価格なので、どこまで参考になるかはわかりませんので。
SE2に関しては以前にも触れたけれど、ここまで噂されると今年に刷新されるのではと思っているし、新しいMacBook 13inchがより安くなるという噂もよく耳にする。この辺りは6月に行われるアップルのイベント“WWDC”が近づくにつれリーク情報が増えてくると思っている。
廉価版に対する私の感想
iPhone Xの売れ行き不振からくる低価格戦略なのか?
具体的な数字までは完全に把握していないけれど、iPhone Xの売れ行きがあまり良くないというニュースを結構な頻度で耳にする。昨年末からアップルの株価も落ちていたらしい。今確認してみるとV字回復している模様 (私は株価とかは全く知らないのでツッコまないでください)。
Xの売れ行きが良くないのは、「iPhone Xの性能に問題があるのではなく、その価格が高すぎるというのが原因だ」というのをマニア層がよく議論している。64GBモデルが約12万2千円 (税込) もするのだから、そりゃそうだと私も思う。
Xの超高価格化路線の失敗が要因であるのか、たまたま製品サイクル刷新のタイミングで上記の“廉価版群”の発表の噂が出てきいるのかは私にはわからない。とりあえず今のところは我々のようなガジェット系オタク層がその界隈で「あーでもないこーでもない」とガヤガヤしているのです。
私は製品サイクルのタイミングがたまたま「Xの不振と重なった」のではと思っている。
個人的に廉価版はコスパが良ければ大歓迎
アップルのブランド・ポジションをあまり理解していない人のために言うと、アップルというのは“大衆向け”のプロダクトを作っている訳ではなく、“プロフェッショナルな製品をプロフェッショナルな顧客層へ”というのが私の感覚であり、これがアップル・ブランドに対するグローバル・スタンダードだと思う。
とは言いつつも、Appleが廉価版を発表するのはそれ程珍しい訳ではなく、たまにこういうことを行うのは以前に何度かあった。「iPhone 5C」「iPhone SE」「iPad (2017)」。ちなみにだが、iPhone SEに対しては結構な批判が集中していた記憶がある。
私はスペックと価格のバランスが良ければアップル製品でもアンドロイド製品でもなんでも良いと思っている。例えばスマホに関しては、iPhone Xはコスパが悪いけれど、iPad(2017年版)に関しては、現在最もコスパの良いタブレットであると思っている。
ちなみに廉価版として販売された5Cに関しては、「廉価版のクセに高い、コスパ悪い」という印象があったのを覚えている。なので廉価版だからといって何でもかんでも受け入れている訳ではない。
ということで、2018年にアップルが上記の廉価版製品を出してくるのであれば、それはそれで歓迎だし、その製品の評価をしたいと思う。もし今まで通り高級路線をひた走るのであれば、「あーそうですか」と思うだけである。
ソニー Xperia XZ2 (€799) & XZ2 コンパクト (€599) という高価格でヨーロッパで予約開始
ソニーモバイル公式サイトよりスクリーンキャプチャ:https://www.sonymobile.com/global-en/premium-android/ https://www.sonymobile.com/global-en/products/phones/xperia-xz2-compact/design/
ヨーロッパのAmazonでの価格が上の数字なのだそう。日本よりもまずヨーロッパ・デビューが先ということに。ヨーロッパといいつつも、国によって税金も違うので若干価格は変わってくる。
XZ2 | XZ2 コンパクト | |
イギリス | £699 (約10万4千円) | £599 (7万8千円) |
ドイツ フランス イタリア スペイン |
€799〜 (約10万5千円) | €599〜 (7万9千円) |
う〜ん。高い。高すぎる気が。ヨーロッパ各国における関税や消費税による影響まではわからないし、ヨーロッパではなぜかスマホの価格はアメリカや日本よりも高くなるのは知っている。(現状、アメリカでスマホを買うのが一番安いハズというのが私の考え。)それでもXZ2に至っては10万超え。ちなみにXZ2の価格設定はiPhone8 (£699/€799)の価格設定と全く同じ。
まだレビューもしていないXZ2とXZ2コンパクトではあるけれど、私なら買わない価格。なぜここまで高くなってしまうのか知りたい程だ。
この価格でライバル企業と張り合えるとでも思っているのだろうか。ライバルとはもちろんサムスン・ギャラクシーS9、S9+、iPhone 8、Xなどなど、SONYブランドに拘(こだわ)る程のソニー・ファンが大勢いると思っているのだろうか。
もし誰かが10万円出してやるから好きなスマホを買えといわれても、私はソニーを選ばないだろう。詳しくは書かないけれど、総合的に考えて、同じお金を払うならiPhone8 や ギャラクシーS9を選択するだろう。
つまり、XZ2はライバル機よりも劣っているのにも関わらず価格はいっちょまえに割高ということだけれど、それで良いのか。。。と思わずにはいられない。辛辣な意見になってしまうけれど、ソニーの端末はアップルやサムスンほど魅力的ではないのが現状なのである。
LG V30S ThinQ 発売価格:約10万4千円〜 in 韓国
LG USAよりスクリーンショット: https://www.lg.com/us/mobile-phones/v30
LGの本国である韓国での販売価格
128GB版 | 104万8300ウォン (約10万4600円) |
256GB版 | 109万7800ウォン (約10万9500円) |
これまた、ソニー同様、高すぎる。しかもLGにV30Sに関してはソニーよりもひどい。その理由はチップセットであるSoCがスナップドラゴン835と昨年のフラッグシップ機用のチップセットであるのでソニーのXZ2よりも更に性能が劣る。
それにも関わらず、XZ2とほぼ同価格ということで、この価格でどうやってライバルであるサムスン・ギャラクシーS9とS9+に対抗するのだろうか。全く理解できない。これではサムスンの独走になってしまうと思わないのだろうか。。。
もちろん、この価格が他国である、日本・アメリア・ヨーロッパ各国・オーストラリア・香港などと同じになるとは思わないけれど、これで大丈夫なのかLG?と心配してしまうくらいだ。