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OnePlus 6 vs ファーウェイP20 Pro 比較 (8カテゴリーに分けて):価格とパフォーマンスのバランスに優れたOnePlus 6か、トリプルレンズ・カメラとバッテリーに特化したP20 Proを選ぶべきか

OnePlusとHuawei、今やどちらも中国を代表するスマホ・メーカーである。今回は「OnePlus 6 と P20 Pro」8つのカテゴリー(カメラ性能・処理能力・バッテリーライフ・ディスプレイ・スピーカー・OS・その他・価格)にわけて比較したい。

アイキャッチ画像と記事内の画像はOnePlus公式サイト、Huawei公式サイトよりスクリーンキャプチャ:
https://www.oneplus.com/global
https://consumer.huawei.com/en/phones/p20-pro/

 

各レビューはこちら

 

 

単刀直入な結論

OnePlus 6(以後:OP6)は優れた点と欠点が非常にハッキリしている。OP6の強みは最高クラスの処理能力、シンプルで軽いOS、優秀なバッテリーライフと急速充電(ダッシュ・チャージャー)、83.8%のスクリーン対ボディ比を実現したベゼルレス・デザイン、そして依然イヤホン・ジャックを残しているのが特徴。

弱点はわかりやすく、防塵防水のIP規格には未対応、ワイヤレス充電不可、micro SDカード不可、モノラル・スピーカー、とフラッグシップではあるものの、こうった細かい点で脆(もろ)さが出てくる。

P20 Proは世界初のトリプルレンズ・カメラを搭載。暗所での描写力やナイトモードを利用したときの表現力は業界最高クラスといえ、望遠(光学3倍ズーム・5倍ハイブリッドズーム)の質も非常に良い。

そして何といっても、バッテリーライフは他を寄せ付けない“強さ”を誇っており、今のところP20 Proよりもバッテリーライフの優れたスマホはないといえる。

残念ながら欠点は目立つ方で、4K動画は全く使い物にならず、イヤホン・ジャックも廃止、micro SDカード不可、ワイヤレス充電不可、と不便なところも多い。

価格についてはOP6が日本では公式販売されていないので個人輸入による価格比較になる。執筆時の最安値は

OP6 → 6万6060円
P20 Pro → 9万4434円

約2.8万円もの価格差があり、OP6のコストパフォーマンスが断然有利といえる。P20 Proがイマイチ「気の利いたスマホ」ではなく、「特化したスマホ」であるため、9.4万円は少し割高感があるのは否めない。

それでは8つのカテゴリー:カメラ性能・処理能力・バッテリーライフ・ディスプレイ・スピーカー・OS・その他・価格について詳しく見てまいりましょう。

 

OnePlus 6 & 価格 (アメリカ)

チップ スナップドラゴン845
RAM 6/8 GB
容量 64GB/128GB/256GB
画面 AMOLED 6.28インチ
解像度: フルHD+
2280 x 1080 (402ppi)
19:9 (アスペクト比)
83.8% (スクリーン対ボディ比)
カメラ 背面:メイン 1600万画素 F1.7
光学式手ぶれ補正(OIS)
電子式手ぶれ補正(EIS)
サブ 2000万画素 F1.7
インカメラ:1600万画素 F2.0
バッテリー 3300 mAh
OS オレオ8.1
その他 イヤホン・ジャック
防水防塵 IP規格非対応
ワイヤレス充電非対応
価格 公式価格 USドル
RAM6GB/64GB   → $529 (¥5万8千)
RAM8GB/128GB → $579 (¥6万3.3千)
RAM8GB/256GB → $629 (¥6万9千)

 

P20 Proのスペック & 価格

チップ Kirin 970
RAM 6 GB
容量 128GB
画面 AMOLED 6.1インチ
解像度: フルHD+
2960 x 1440 (529ppi)
18.5:9 (アスペクト比)
84.2% (スクリーン対ボディ比)
カメラ 背面:4000万画素 (カラーセンサー) F1.8
2000万画素 (モノクローム・センサー) F1.6
800万画素 望遠レンズ F2.4 光学式手ぶれ補正(OIS)
インカメラ:2400万画素 F2.0
バッテリー 4000 mAh
OS オレオ8.1
その他 イヤホン・ジャックなし
防水防塵 IP67
ワイヤレス充電非対応
価格 ドコモ一括購入 10万3680円
機種変・新規  5万7024円
MNP      2万2680円

 

 

 

カメラ比較

まずいつも通り、比較動画をどうぞ。

 

 

 

OnePlus 6 の特性

 

暗所とダイナミックレンジが改善がされたことにより、総合的なパフォーマンスは向上。

OP6は彩度が強調される方だが、P20 Proはそれよりも彩度が強めにでる傾向があるので、P20 Proと比べると“控えめ”に感じるほど。

動画は4K60FPS、フルHD60FPS、ともに手ぶれ補正があまり効かない。しかし、4K30FPS、フルHD30FPSの動画になると信じられないくらい手ぶれ補正が効く。これは電子式手ぶれ補正(EIS)によるもので、OnePlusのEISの性能は非常に優れている。

スローモーション撮影は流行りの960FPSには対応していない。しかし、240FPSのフルHD動画や480FPSの720P動画をを撮影できる。

OP6の欠点オートフォーカスが迷うという点とイマイチ、サブレンズを有効に活用できていない点といえる。一応ではあるが、フォーカスしたい被写体をタップするとたいていの場合ピントはすぐに合うが、たまに「ピタッと合わない時」もある。

 

P20 Proの特性

P20 Proは自然な色味ではなく「シャープで彩度の強いヴィヴィッドな表現」彩度はOP6よりも強い印象がある。。AIが被写体を判断し、それに合わせ、色味を強く出すという感じがする。

例えば、AIが空と判断すると、かなり「空が青く」映る。AIに関してはまだかなり発展途上ということもあり現時点ではあまり大きな影響力があるとは思えない。

暗所での撮影はおそらく業界トップといえ、暗い場所で「ナイトモードを使わなくても」良い写真が撮れる。もちろん、「ナイトモード」を使えば面白い写真を撮れる。実際の目で見た映像ではないのだけれど、独特の出来で、私は気に入っている。

他にも、光学3倍ズームと5倍ハイブリッドズームは画質の劣化が少なく、ズームを多用する人の場合間違いなく役に立つといえる。

4K動画は、手ブレがひどすぎて全く使い物にならない。しかしながら、フルHD動画撮影時のAI手ぶれ補正は業界トップクラスと思えるほど優秀ではある。総合的に判断すれば、動画はOP6の方が優秀だと思う。

 

カメラ まとめ

4K動画はOP6の圧勝といえる。フルHD動画の撮影はオートフォーカスやハイダイナミックレンジに分があるP20 Proの方が優秀ではあるが、OP6との差は小さい。

日中の写真は大きな差はなく、好みによると思う。暗所では基本的にはP20 Proの方が安定して良い写真が撮れるけれど、OP6も健闘している。ナイトモードはP20 Proのみのモードであるが、これはアートともいえる表現力があり、私がイチオシの機能。

望遠に関しては、現状P20 Proよりも優れているスマホは存在せず、OP6がこれに勝つことはできない。しかし、インカメは総合的にOP6の方が優れていると思う。

基本的には4K動画とインカメはOP6それ以外はP20 Proが優れている。一長一短のような比較なので、この対決はドローとしたい。

 

処理能力

機種 RAM チップ
OP6 6GB
(8GB)
スナップドラゴン845
P20 Pro 6GB Kirin 970

*OP6のRAMは、64GB版→6GB、128/256GB版は8GB

Antutuのスコア

 

OP6 → 28.4万点
P20 Pro → 20.8万点

 

OP6のスナップドラゴン845は2018年のフラッグシップ向けのチップ、P20 ProのKirin970は2017年後半に導入されたフラッグシップ向けのチップ。

総合力でいえば、スナップドラゴン845の方がどうしても優れている。普段の使用ではどちらのチップでも遜色なくスムーズに使えるが、4K撮影など大きな処理が必要な場合、Kirin970の方が苦しくなる

長期的(2年くらい)に考えればチップは最新版に越したことはないのでOP6の方が処理能力では有利

 

 

バッテリーライフ:OP6 3300mAh / P20 Pro 4000mAh

OP6 → 3300 mAh (6.28インチ 解像度:フルHD+)
P20 Pro → 4000 mAh (6.1インチ 解像度:フルHD+)

バッテリー・ドレイン・テストの比較動画をどうぞ。

 

 

順位 メーカー 時間
1位 P20 Pro 7時間48分
2位 iPhone X 6時間40分
3位 OnePlus 6 6時間23分
3位 S9+ 6時間23分
5位 Pixel2 XL 5時間57分
最下位 HTC U12+ 5時間40分

 

P20 Proには劣るが、OP6のバッテリーライフは優秀な部類に入る。ただ、4000mAhを積むP20 Proに比べると3300mAhしか積んでいないOP6は物理的な容量が足りない。

P20 Proはこの薄いボディにも関わらず、4000mAhものバッテリーを搭載しており、6.1 インチのフルHD+のディスプレイは省電力にも役立っている。待機時間の消費電力も非常に少なく、省エネ設計が施されている。P20 Proは比較的バッテリーライフで優秀なOP6を全く寄せ付けない

 

OP6、P20 Pro、どちらも急速充電は超優秀

OP6のバッテリー (3300mAh)の容量がP20 Pro (4000mAh)よりも少ないので、必然的にP20 Proの方が充電時間が長くなってしまうが、どちらもそのスピードは業界ではトップクラスといえる。

 

バッテリー まとめ

どちらもバッテリーライフは優秀ではあるが、P20 Proはさすがキングと呼ばれる実力で、OP6でさえも全く歯が立たない。

 

「ディスプレイ・スピーカー・OS・その他・価格・まとめ」については 次のページで

 

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